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「モンスター・ペアレント」の“Let it be” [ドラマ]

先週の「モンスター・ペアレント」でビートルズの“Let it be”がフューチャーされていました。
ビートルズの後期のシングル曲はポールの曲が多いですけど、その中でもこれは特に日本で人気のある曲ですね。
ただいつも思うんですが、この言葉、非常に英語っぽい表現ですよね。
日本語には訳しづらいというか・・・
使役動詞のlet。
あんまり使わない上に、使うときの多くは決まったフレーズとなっており、単独での意味がとりづらい。
itは直訳すると“それ”ですが、環境のitなどその場の状況、雰囲気を表すこともあり、その英語的感覚が日本人にはない。
beはbe動詞の原形で、be動詞は我々が初期に習う単語のなかで最も感覚的に使う単語です。
感覚的すぎて、逆に意味が不明。
昔、「かもめのジョナサン」という小説がヒットして映画化され、その主題歌のタイトルか“be”でした。
確か、その訳は“存在し、生きること”。
でも、be動詞は生き物以外にも使いますもんね。
と、いうことで、日本人にかなり理解しづらい単語たちを並べた曲が日本で一番人気になるとは、また不思議なことです。
楽曲の良さもさることながら、逆に内容を自由に連想させるようなタイトルも魅力のひとつだったのかも知れませんね。





Let It Be..Naked

Let It Be..Naked

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Unknown Label
  • メディア: CD



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