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バッテリー [邦画]

NHKのドラマでやってた「バッテリー」が意外と面白かったのと、前に元野球部の友人が奥さんにせがまれて観たと言ってたので、WOWOWで「バッテリー」を観てみました(^_^)
そうしたら、原作者が女の人なのに、なんであんなに少年の心の機微がわかるの?と、驚きを憶えました。
不思議に思っていたら、小学校の先生だったみたいですね。
だからといってわかるもんでもないでしょうけど、真剣に児童と向かい合ってたのかなぁ~
そしてきっと、少年達の友情にある種の憧れを持っていたと想像できますね。
友情の美しさと揺らぎ方がなんか少年的で違和感がないどころか、こんな風でありたかったなぁ~と思わせるものでした。
さらに、過保護な母親が出てきて、それがどちらかといえば否定的に描かれているのも、女性作家らしくない感じでした。
一般的に、男親は息子を強く鍛えようとすると思うんですが、昨今の母親はそれに否定的な場合が多いのではないでしょうか?
モンスターペアレンツなんていうのも、母親が子供に過保護に接するのを肯定する行為の延長上にあるように思えます。
女性作家なら、現代風に女性側の主張を押し出しそうな気もしますが、そこらへんはどちらかというと、「巨人の星」からつらなる男の子のスポ根性もののテイストに近いと感じました。
逆に、青波くんというキャラクターの登場自体は、女性作家らしい感じでしたね。
最後に余計なことですけども、作者が持っていた憧れと同様のものを友人の奥方も持っていたのではないでしょうか?(^_^)
だからこの作品が好きなのでは?


バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付)

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