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もうすぐ、スピルバーグ特集 [洋画]

来週からNHKBSで、スピルバーグの特集が始まりますね^^
未見の作品の放送もあるようなので楽しみです。

スピルバーグといえば、デビューから人気監督に上り詰めるまでの鮮烈さとスピードと、その収益性ですよね。
「激突!」から始まって、一作おいて「JAWS」、「未知との遭遇」、一作おいて「レイダース/失われたアーク」、「E.T.」と続く作品群は、黎明期の監督の作品としては圧巻です。

スピルバーグ特集.jpg

当時、私の田舎では、プリントの配給の関係からか、
映画は常に東京などでロードショーされてから数ヶ月後の公開になってました。
それが普通で何とも思ってませんでしたが、
「JAWS」の時初めて同時公開されてビックリ!でした。
今思えば、拡大ロードショーってやつだったのかな~?
テレビの紹介番組とタイムラグがなくって盛り上がりました。
映画の内容は…、怖かった~^^;

「未知との遭遇」は、「スター・ウォーズ」との関係でちょっと割を食った感じがありましたけど、
それでも堂々たるメガヒットでしたね^^

そして、E.T.。
これは今でも忘れられないくらい事前の盛り上がりが尋常じゃなかったです。
公開前から話題沸騰で、みんな観る前からやたらと話してた印象がありますね~
それまでの作品から類推して、純粋なSFでちょっと怖目なものを想像してたと思います。
作品の中身に関していろんな噂があって、
誰々の兄貴が米国旅行中に観てきたらどうだったとか、
映画関係の誰々は観て泣いたらしいとか言われて、え~一体どんななの?ってワクワクでした。
あまりに盛り上がったので、混むのがわかっていても気持ちが抑えきれず、
どうしても初日に観に行きたくて、深夜興業ならなんとかなるだろうと出掛けましたが、
結局すっごく並びました。
あのような暖かいドラマだということは、観てはじめて知った次第です。
その後の作品群を観ると、そんな映画を撮ったとしても何の不思議もありませんが、
当時はスピルバーグがこんなの作った~ってすごく新鮮に感じました。
そして、とても尊敬しました。
いろんな映画がつくれるんだな~って。
いい例えかどうわかりませんが、
「勝手にシンドバッド」歌ってたサザンが「いとしのエリー」を世に送り出した時のショックと似てるかな?

ET.jpg

今回の特集では、「激突!」や「未知との遭遇」、「E.T.」の他に、
未見の作品も放映されるようなので楽しみです^^

ところで、「E.T.」のことを思い出していくうちに、
気がつきたくないことにも思い当たってしまいました。
こないだ観た「河童のクゥと夏休み」というアニメ、
よく考えてみたら話が「E.T.」とそっくりなんですよね~
そこら辺の評価は世間ではどうなってるんでしょう?
王道な話だから別に似ててもいいのかな。


ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ 映画の冒険はつづく

ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ 映画の冒険はつづく

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2008/06/27
  • メディア: ムック



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