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ノー・フォールト-「ギネ 産婦人科の女たち」 [ドラマ]

ギネ藤原紀香の不可解行動.jpg

2週ほど続けて異常な行いが目立った藤原紀香。
中村橋之助の指導でまともになったように見えましたが、やっぱりちょっとおかしいですね。
いくら群像劇とはいえ、メインのキャラクターと思われる人物がこれだと
感情移入しずらいような気もしますが…、何かの伏線なんでしょうかね?
それとも八嶋智人に訴訟のきっかけを与えるための仕掛けに使っただけなのかな。

ギネ本仮屋ユイカ上地雄輔.jpg

このドラマの原作が「ノー・フォールト」という題名なのは知ってましたけど、
なにを表しているのかは知りませんでした。
今日の橋之助の言葉からして、医療訴訟における医師・病院側の無過失のことっぽいですね。
最初は、病院内で起こる悲喜こもごもの出来事を描く群像劇と思って気楽に見てましたが、
結局医療訴訟の問題メインのドラマだということは、
原作のタイトルからわかってた事だったんですね~^^;

この物語に出てくるお医者さん達も、奥さん(西田尚美)を亡くした八嶋智人も、
悪い人には思えないだけに、裁判でどちらが勝っても後味悪いんじゃないでしょうか?
西田尚美を救うために頑張った善意や努力が不法行為とみなされてしまうか、
八嶋一家の気持ちが晴れずに訴訟費用だけが重くのしかかってくるかですよね。
どっちに転んでも、訴訟をそそのかした弁護士は、多額の着手金を手にするであろうし、
勝訴したりすれば成功報酬まで手にし、マスコミの扱いによっては
ヒーローにまでなってしまうな~
(医療訴訟の勝率は4割程度のようです)
八嶋側には、奥さんを亡くした寂しさや悲しみこそあったでしょうが、
医師や病院を恨むといったダークな部分は、
マスコミや弁護士によって創り出されたものであるだけに、とっても不毛な感じがします。

ギネ内田有紀.jpg


はたして物語は、最終的に、観ている人が「よかった~」って思えるものになるんだろか?
意外に癒し系な教授のキャラを見ていると、
そういった救いもありえるかも…と、ちょっとだけ期待してしまいます^^


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  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2009/11/18
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