この世の不条理をどうする?-「龍馬伝」 [ドラマ]
新春ドラマの先頭を切って、「龍馬伝」が始まりましたね^^
「新選組!」のときと同様、主人公の地元時代について、
あまりよく知りませんでしたので、興味深く観ていました。
しかし、後の新選組の面々の地元時代が、青雲の志溢れる若者だったのに対し、
この日描かれた龍馬、ちょっと日本人好みではなかったのではないでしょうか。
どうでしょう?

土佐の上士(山内侍)が行う、龍馬たち下士(長曽我部侍)への仕打ちが
子供じみているのも気になりましたが、
その理不尽な仕打ちに対する、若き龍馬の態度。
剣の腕は達者なのに、忍びに忍んで、
結局、悟りを開いたようなそぶりで爆発せずじまい。
若くしてあのような老成ぶりでいいのかな~
悟りを開いたの、子供の時でしたよね。
そういう意味では天才なのかも知れないですけれど…
網走番外地の高倉健だったら、
耐えに耐えたあと、
例えおのれが重い罪をかぶろうとも、人を人とも思わぬ相手を一網打尽にし、
観てる者の溜飲を下げて、哀愁を帯びて消えていくところです(笑)
この世の不条理に対して、熱き思いでぶつかっていこうとする心意気、
それを見せるのがヒーローじゃないでしょうか。

「JIN -仁-」の内野龍馬が大物感に溢れていたのに対し、
福山龍馬は、まだちょっとおすまししていて、
本当に我々が知っている龍馬になってくれるのか、
不安に感じなくもない立ち上がりだったような…
ちょっと、厳しいかな?
女性ファンの評価はどうなんでしょうね。
今後の展開に期待したいと思います^^

岩崎弥太郎が、さかんに言葉で龍馬の大物感を煽っていたのも、
初回ではそれを表し切れていないことへの裏返しのような気が、
ちょっとだけしてしまいました。

「新選組!」のときと同様、主人公の地元時代について、
あまりよく知りませんでしたので、興味深く観ていました。
しかし、後の新選組の面々の地元時代が、青雲の志溢れる若者だったのに対し、
この日描かれた龍馬、ちょっと日本人好みではなかったのではないでしょうか。
どうでしょう?

土佐の上士(山内侍)が行う、龍馬たち下士(長曽我部侍)への仕打ちが
子供じみているのも気になりましたが、
その理不尽な仕打ちに対する、若き龍馬の態度。
剣の腕は達者なのに、忍びに忍んで、
結局、悟りを開いたようなそぶりで爆発せずじまい。
若くしてあのような老成ぶりでいいのかな~
悟りを開いたの、子供の時でしたよね。
そういう意味では天才なのかも知れないですけれど…
網走番外地の高倉健だったら、
耐えに耐えたあと、
例えおのれが重い罪をかぶろうとも、人を人とも思わぬ相手を一網打尽にし、
観てる者の溜飲を下げて、哀愁を帯びて消えていくところです(笑)
この世の不条理に対して、熱き思いでぶつかっていこうとする心意気、
それを見せるのがヒーローじゃないでしょうか。

「JIN -仁-」の内野龍馬が大物感に溢れていたのに対し、
福山龍馬は、まだちょっとおすまししていて、
本当に我々が知っている龍馬になってくれるのか、
不安に感じなくもない立ち上がりだったような…
ちょっと、厳しいかな?
女性ファンの評価はどうなんでしょうね。
今後の展開に期待したいと思います^^

岩崎弥太郎が、さかんに言葉で龍馬の大物感を煽っていたのも、
初回ではそれを表し切れていないことへの裏返しのような気が、
ちょっとだけしてしまいました。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」完全ガイド (TOKYO NEWS MOOK 173号)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
- 発売日: 2009/12/19
- メディア: ムック