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坂井真紀がする、ちょっとだけ余計なこと-「ノン子36歳(家事手伝い)」 [邦画]

春ドラマも中盤に差し掛かり、ちょっと息抜きがしたい気分になってきました。
ので、2008年の暮れに公開された、坂井真紀主演「ノン子36歳(家事手伝い)」という作品が、
CSで放送されていましたので観てみました^^

ノン子36歳坂井真紀立ち止まる.jpg

タレントくずれでバツイチ出戻りの坂井真紀。
はたから見れば、36歳家事手伝いですが、
プライドも高く、野心=夢もまだまだ捨てきれないでいます。
が、その実さびしくて、
話しかけてきたテキ屋見習いの草食系男子にクールに接し立ち去るも、
気になって振り返り、用事をきいているうちに、その根無し草を拾って帰ってしまいます。
拾われ男子くんも、何故か自転車の二人乗りに誘ったり、
お互いに、ちょっとづつ余計なことを重ねていくうちに、
知らぬ間に深く知り合っていくというようなお話でした^^

ノン子36歳坂井真紀二人乗り.jpg

結末に向けてのストーリーテリングは、決して上質とは言えないかもしれませんが、
寂しくなっちゃったとき、何かに頼り誰かとふれあっていたいと思うとき、
ちょっとだけ余計なことをすることによって、
開けてくることもあるんだな~と思わされるような作品でした。

ノン子36歳坂井真紀境内への階段.jpg

神社の境内に続く坂道の階段で、行き交う人を眺めるシーン。
こういうのを見ると「セカチュー」思い出しますね^^

ノン子36歳坂井真紀ナチュラルメイク.jpg

坂井真紀って、たぶんかなりナチュラルメイクですよね?
劇中、ある男性にあえなく陥落するシーンがあって、
かなり体当たりな演技をしてました。
不意だったんで、ちょっと驚きました。


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結末の違う“ダンス・ウィズ・ウルブズ”-「アバター」 [洋画]

「君の名は。」の大ヒットでにわかに映画の歴代興収ランキングが注目されましたが、
世界の歴代興収代1位の映画といえば、この「アバター」です。
また、眼鏡をかけての3D鑑賞のはしりでもありました。
当時は3D字幕に酔う、との噂が流れていたため、
字幕派だった私ですが、3D+吹き替え版で、友人の勧めで前の方の席での鑑賞しました。
(私の周りでは、前の方が酔わないという噂も流れていました)

アバター画像.jpg

迫力満点の映像で、全編これ見せ場という中、思った事は、
これは結末の違う「ダンス・ウィズ・ウルブズ」だったかな、ということ。

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」は、はからずも先住民と触れ合うことになった一兵士が、
彼らの精神世界の高さに触れ、それまで知りえなかった喜びに遭遇していく物語。
ものを見る立場が変わる事により、善悪の判断までが逆転し、
力あるもの、数の多いものの横暴に気付きレジストしていく。
そんな姿を通して描く、先住民たちとの素敵な友情物語でした。

この映画でも、アバターの体とリンクし、相手種族の世界に溶け込む事によって、
もうひとつの「ダンス・ウィズ・ウルブズ」的世界が語られていたように思います。

「ダンス…」の結末は、ひとりの人間の等身大の生きざまが描かれていて、
ハッピー・エンドではありませんでしたが、
しみじみと泣けてくるようなものでした。
それに対し、こちらは、ヒーローものの大団円よろしく、
カタルシスに溢れるものになっていましたね(^_^)

相手種族との心のふれあいの深さという点では「ダンス…」に軍配。
絵作りの巧みさで、「アバター」というところでしょうか。

単純なシーンでしたが、リンクした主人公が最初に走ったシーン、
喜びにあふれていて、いいシーンでしたよね^^

アバターの鼻は、かつての亀田戦後の内藤選手のようでした(笑)

3Dについては、昔ディズニーランドで観た「キャプテンEO」から、
それほど劇的な変化があったとは感じられなかったかなぁ。
背後の遠目の絵の動きが激しいと、やっぱり見づらいと思いました。


アバター 公式完全ガイド

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  • 作者: マリア・ウィルヘルム
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2009/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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