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なにやら怪しい施設に引き取られました-「八日目の蝉」 [八日目の蝉]

「ジェネラル・ルージュの凱旋」とまるかぶりしてしまって、
「八日目の蝉」の第2回は1日遅れての視聴になってしまいました。
2回目、のっけから刑務所のシーンで驚かされましたよね。
この時代を交互に行き交う手法、スケールは違いますが、
手塚治虫の「火の鳥」を連想させられました。
逃げてから10年程後の出来事のようで、そこから現在までさらに10年程。
長いスパンにわたって演じなければいけないので、
初回は若作りして、京野ことみと同級生だったということでしょうか。
10数年後の壇れい、特に老けメイクはしてなかった感じでした。
それで時代感がわからなくなりますが、きれいなまんまなんでその方が嬉しいかな(笑)

八日目の蝉壇れい刑務所.jpg

もともとちょっと数奇な設定かなぁと感じていたので、
その後はかなり必然性の感じられる物語の展開を期待していましたが、
さらに突飛な方向に行ってしまった印象でした。
なんだろう、新興宗教の集団にでも救われたというような印象というか・・・
善意のボランティアと思いこんでいいものかどうか、怪訝な雰囲気がありましたよね。
オウム以来、日本人にはちょっと抵抗がある世界かもしれません。
そこでの坂井真紀との出会い。
子供を奪った者と奪われた者、ということなのかな?
ゆくゆくは仇同士みたいになるのか、
相手の立場に立って、その心情を理解するようになれるのかを、
私たちは見守ることになるんでしょうか。

八日目の蝉壇れい坂井真紀.jpg

坂井真紀も実年齢よりも若い設定ですよね、たぶん。
若く見えるので、同じく実年齢より若い設定の壇れいとのマッチングはうまい配役かもしれません。

八日目の蝉壇れい倍賞美津子.jpg

倍賞美津子、昔はブイブイいわせてたいい女の役ばかりやってたのに、
こんな役やって、平気なんだろか・・・




臨場内野聖陽.jpg

今日やっていた「臨場」。
前シリーズは観ていなかったので初見でした。
主人公、なかなかキャラが立っていますね。
こないだの「超ほんまでっか!?TV」で植木理恵さんが言っていた、
態度と気持ちがリンクしていない人を思い出しました。
「人間は一貫性がない人物に対して興味を持ちより知りたくなる」
ホントその通りだなぁ~という印象です^^
第一シリーズの視聴率も良かったみたいですし、
このところのパターンから行くと、映画も作られるんじゃないですかね~

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