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恩師との歴史的出会い-「龍馬伝」 [ドラマ]

「龍馬伝」舞台は三たび江戸。
前回、京を訪れた理由が加尾に逢うためだったので、
てっきり、佐那に逢うために江戸にやってきたのかと思っちゃいました。
加尾に逢って、ことをなしたと思ったら、今度はもう佐那?と観ていたら、
そうでした、違いました、加尾から勝麟太郎の話を聞いて会いにやってきたのでした。
う~ん、ということは、龍馬の気持ちの中で加尾>佐那ということなんでしょうか。
たしかお墓に、「坂本龍馬室」と刻印されていると語られていたはず、
今回の物語を観ると、一層せつなさが増しますね。
貫地谷しほりも可愛らしかったし。

龍馬伝貫地谷しほり.jpg

千葉重太郎のつてを使い、松平春嶽、勝麟太郎と次々と紹介が進み、
とんとん拍子に面会が決まるくだり、スムーズすぎる、とも感じましたが、
現実には龍馬のオーラのなせるわざだったのかもしれません。
そこらへんを芝居で表現してみろと言っても容易にできるものではないのかな。
誰もが感じる「おもしろい男」。
昔、誰もが惚れる男「サラリーマン金太郎」を演じることの難しさを感じたことがありました。
龍馬も、負けず劣らず難しいかもしれませんね^_^;

龍馬伝福山雅治武田鉄矢出会い.jpg

そして、いよいよ運命の恩師との歴史的出会いが描かれました。
武田鉄矢の勝麟太郎、先取の精神に溢れた、言動は一見、やや奇っ怪に見えても、
その実、合理的な精神を持った人物という印象だったでしょうか。
今回の設定では元々勝に恋焦がれていた龍馬が、初見の際の低評価をくつがえし、
逆転で勝を口説き落とすという設定のようでしたね。
勝が評価を変えるきっかけとして、武市半平太との対比が使われていたようです。
勝に会うまでは急進的な攘夷派で、勝と敵対するつもりで面会し、逆に心酔する
というような描き方もあるようですが、
龍馬は過激な攘夷派の非現実性をすでに見抜いていたことになっているので、
日本のあるべき姿を語ったのは龍馬側とする設定は、
ドラマの流れから言って妥当ということになるのではないかと思います。

それにしても、武市や久坂ら攘夷派のパラノイア的傾向、とどまるところを知らぬ様子でした^_^;
次回の山内容堂との対決、楽しみです^^

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