海軍操練所への旅立ち、佐那との別れ-「龍馬伝」 [ドラマ]
雄藩土佐のオピニオン・リーダーとなった武市半平太。
身分も一人前にとりたてられ、絶頂期を迎えていましたね。
逆に言えば半人前の身分でありながら、オピニオン・リーダーたりえた
指導者としての資質は、ものすごいものだったということになるのかも。
そんな半平太に、下士の誰もが、われもわれもとなびこうとするうねりのある中、
近しい関係でありながら一線を画した龍馬の、世を見る目の確かさと、
徒党を組むことに依存せずに生きていける芯の強さは敬服ものですね。
虎の威を借りることなく、等身大の自分で勝負し、
その等身大の自分が素晴らしいんだから、ホント素敵な奴です。
半平太、テロリストまがいのことを行ったり、
目的のために人をたばかったり、
自分絶対主義的な心の動きを見せながらも、
奥さんにだけは優しく、必要以上に自分を押し付けないんですね~
あれはなんなんだろ。
あんな風に手紙書けないな~
「達者にしちゅうか、とみ
かぜらひいちゃおらんかえ
さみしいおもいをさせて、すまんのぅ」
半年という長い時間に自分に起こったことをすべて置いといて、
奥さんが手紙を受け取るその一瞬を思って書かないと書けません。
山内容堂がもうちょっと半平太につっかけていくのかな、
と思って観ていましたが、どちらかと言えば容堂の凄みをアピールする回になってたようでした。
これから何回かに分けて、対決はじっくり描かれるんでしょうか。
そして、龍馬と佐那との別れのたちあい、ものすごい迫力でしたね~
でも、龍馬のことを9年も待ったのに、龍馬のあの表現は友情の証の表現ですよね。
女の人は、あのような別れを好まないように思いますが、どうでしょう?
辛口に言うと、男の自己満足になってる可能性もあるような…
岡田以蔵、好きな女のところで呑んで、そのまま一緒に帰ってました。
羨ましい…
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