山内容堂の前であまりに無力な武市半平太－「龍馬伝」

神戸の海軍操練所にやってきた龍馬。
操練所の風景、男臭さでムンムンしてましたね～
「新選組！」で、大所帯になって西本願寺に引っ越したあたりのことを思い出しました＾＾
壬生にいた頃は、まだお梅さん(鈴木京香)やひでちゃん(吹石一恵)が近くにいましたが、
お別れしちゃって…
操練所の風景は、よりせまっ苦しい感じがして、あの時以上にむさくるしかった(笑)



徒党を組むのがあんまり得意そうではない龍馬が、
人集め役をまかされて、ホント苦しそうでしたね(^^)
龍馬、半年間、この海軍操練所で学んだとナレーションがありました。
見てると内容は多岐にわたり、しかもどれもが初めて目にし耳にすることばかり。
相当な情熱を持って臨まなければ、
そのような短期間で消化することはできなかったであろうとことが容易に想像できました。

明日への希望に満ち満ちていた龍馬でしたが、今回ばかりは脇役で、
勝麟太郎、山内容堂、武市半平太を中心に物語がまわっていたようです。



土佐の大殿容堂は佐幕的傾向が強く描かれていました。
武市半平太の容堂に対する恐れ入りぶりは半端じゃなかったですね。
朝廷や幕府に対するよりもよっぽどの平身低頭ぶり、そして一喜一憂ぶりでした。
半平太のそういう尊敬の念を知ってか知らずしてか、
容堂は半平太の孤立化を促す工作を行っていました。



さらに、以蔵を通して勝と半平太の懐の深さの違いを際立たせるなど、
半平太に逆風が吹きまくり。
自らの策略で幕府に具体的に攘夷を約束させ、これからというときに、
大きなターニングポイントを迎えてしまったようです。
この後の哀れを予感させる描写もあり、次週はもう見ていられない状況になりそうですね。
妻に対するような気配りが、日本の行く末を憂う上でも出来ていたら…
行き過ぎを危惧していた龍馬のバランス感覚、見事だったということになりそうです。



近藤長次郎は、友として、岩崎弥太郎に代わる存在になってきた感がありますね～＾＾
龍馬は思わず気になって、長次郎の恋路を邪魔しそうになってました(笑)

＜関連記事＞
海軍操練所への旅立ち、佐那との別れ－「龍馬伝」
恩師との歴史的出会い－「龍馬伝」
自分がずっと思い描いてきたのは今日のこの日のこと･･･－「わが家の歴史」最終夜
土佐の龍馬から日本の龍馬へ－「龍馬伝」

実伝・坂本龍馬―結局、龍馬は何をしたのか

• 作者: 山本 栄一郎
• 出版社/メーカー: 本の泉社
• 発売日: 2010/03
• メディア: 単行本

NHK大河ドラマ オリジナル・サウンドトラック 龍馬伝 Vol.2

• アーティスト: TVサントラ
• 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
• 発売日: 2010/05/26
• メディア: CD

タグ：吹石一恵 鈴木京香 福山雅治 佐藤健 大森南朋 近藤正臣 武田鉄矢 酒井若菜 大泉洋