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山本耕史って…-「Mother」 [Mother]

「Mother」第4回。
いよいよ山本耕史がつぐみちゃんと松雪泰子の前に現れました。

motherつぐみちゃんファミレスにて.jpg

最初につぐみちゃんの前に現れたとき、ドキッとしましたよね。
さらにつぐみちゃんにいろいろ突っ込んだ話をしだしてハラハラでしたね^_^;
ようやく開放され、田中裕子に抱きとめられたつぐみちゃん。
思わず「あ~怖い思いした怖い思いした。」って思ってしまいました。
その後、松雪泰子とも会ってましたけど、
ジャーナリストとしての使命とか、罪を憎む気持ちとか、
もっと高尚な理由で追っかけてるのかと思ったら、案外な俗物で。
これだけの男なら、山本耕史がやる必要があるの?と思えるくらい。
彼がやるなら、今後色恋沙汰に発展するとか、
なにか深く関わってくるような他の理由でもないとおかしい
と思えるくらいの人物でしたね、今のところは。

Motherつぐみちゃん学校.jpg

そして今回のもう一つのハラハラは、逃亡中の子つぐみちゃんの就学問題でした。
子供に罪はなく、小学校に行けていっぱしの社会生活を送れることになり、
本当にホッとしましたよね。
でも冷静に考えると、今回利用した制度はザルのような制度だったですね~
悪意で使ったとしても、それが発覚しない怖い制度でもありますね。
この制度のおかげで泣きを見ている人も多くいそうな感じもしました。
片方の言い分に偏った、利権がらみの詭弁で作られた匂いがプンプンしなくもありませんが…
そういうことはさておいて、小学校で元気に勉強したり遊んだりするつぐみちゃんの姿、
見られそうなのが嬉しいですよね。
つぐみちゃん、ハードな経験を積み重ねすぎて、
他の子供達と精神年齢が違いすぎないか気になっちゃいますけど。

mother高畑淳子聞こえちゃうでしょ!.jpg

物語中の田中裕子は妙に卑屈で、
高畑敦子は子や孫に総じて優しいけれど、特に松雪泰子に対して過度に優しいですよね。
この二人のバックボーンが未だ語られていないので、
どう感じていいのか、とまどいます。
松雪泰子が、育ての母がくれる愛情には遠慮気味で、なかなか受け取らないのに対し、
結局、知らぬとはいえ実の母の愛情の方に甘えることになっているのは、
これも運命なんでしょうかね~
それともやっぱり、わかるのかな?
というより、実の母の方が現状の理解度が高いから、必然的にそうなるのか。
育ての母の方も、細かいことは気にせずど~んと受け止めてやろうという気概が見えますが、
それだと繊細な心のひだに入り込めないものなのか。
実の母と松雪泰子の関わりが判明した時の、
育ての母の悔しがり様が目に浮かぶようです。

冒頭、松雪泰子がつぐみちゃんを連れて、育ての母の元を訪れたとき、
突然目の前に現れた孫を家族として自覚するにあたって、
高畑淳子がまるで、
「八日目の蝉」の板谷由夏の心情を代弁するかのようなことを言っていたのが、
興味深かった。

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