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黒木メイサの表情に泣かされる-「新参者」 [新参者]

「新参者」第5回。
今回のゲスト被疑者?(参考人かな)は紺野まひるでした。

新参者阿部寛何を見る.jpg

冒頭の「人はうそをつく…」という黒木メイサのナレーション。
当初はそれ程、気にも留めていませんでした。
でも物語が進み、だんだん見せ方がわかってくると、ああそういうことなんだな、と思えますよね^^
そこで、当然、今回は紺野まひるが、何をいつわるんだろう?と観ていましたが、
そういう観点では、あまり驚くようなことはありませんでしたね~
むしろ、隠し事、と言う点では、ナレーションをしてる黒木メイサ本人の方にあったかな。
相変わらず謎解きの見せ方は上手で、どうなのどうなの、と引き込まれますが、
今回は、視聴者をミスリードするまでには至っていなかった様に思います、たぶん。
まあでも、そのどうなのどうなの感で、時間を楽しく過ごせるので、やっぱり好きです^^

トリックも思ったとおりだったし、
家族が家族のこと、あるいは家族になるであろう人たちのことを思う気持ちが
明らかになるのも、意外ではありませんでしたが、
それでも、見せ方一つで泣かさせちゃうものですね。
結局、阿部寛が、本来は届かなかったはずの母の思いを、
息子や娘になったかもしれない人のもとへ、きちんと届けていました。

新参者黒木メイサ表情.jpg

この子って、こういう表情できるんだよな~
倉本聰のドラマのキモのシーンでもこんな顔してて、グッとこさせられました。

新参者溝端淳平表情.jpg

その様子を見てた溝端淳平くんも、いい表情してましたね~
「赤い糸」でも、こんな表情してなかったと思います。
黒木メイサ効果かな。

捜査線上の人物が浮かんでは消えて、
いよいよ三浦友和あたりが深くかかわってるような雰囲気をだしてきましたね~
三浦友和と東野圭吾というと「流星の絆」ですっかりやられてしまったので、
今回はどうでしょう?
なんかまたまたすっかりやられちゃいそうな気もします^_^;

新参者三浦友和向井理.jpg

向井理の役者にかける情熱と、安定した職につかせたい親心とが葛藤し、
子が家を出、母が後を追ったととれますが、それでいいのかな?




一方、「龍馬伝」ですが、
山内容堂対武市半平太系の話が続きますね。
ものを見る座標軸が異なれば、同じものでも見え方が違ってくる、
というような人の心の相対性理論的教訓をメインにしたお話になっていたようでした。
そして、正義と思ってする、自覚の無い悪のタチの悪さ。
正義と思っていれば、良心の歯止めなど効かずどこまでもやってしまうし、反省もありませんもんね。
とがめられようとしてもなお、自分は悪くないと言い張る半平太。
そのけがれを知らないという思い込みにゾッとします。
だってそういう顔で主張されたら、聞いてる方もなんとなくそんな気になってきてしまいますもん。

龍馬伝兄が会いに来る.jpg

そして、容堂と半平太のエピソードの狭間で、
龍馬の存在感をどう出していくのかという苦労も伺えました。
埋没させぬためと思われる、いくつかの龍馬のエピソードがはいっていましたが、
特に松平春嶽との交渉話に、もうちょっと相手の決断を促すに足る口上があったらなぁと思いました。
容堂公と半平太の話、もうちょっと続くようですね。

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