伝説のどじょうすくいが炸裂！－「ホタルノヒカリ2」

「ホタルノヒカリ2」の第5回。
ぶちょお（藤木直人）がラブラブとなって以来、
どうもドラマの雰囲気が怪しくなってきてしまった気もしないでもないですが、
今回のテーマは、「ビバ!、専業主婦」というものだったようです。



今週の前半は、ぶちょおが時折見せるラブラブな態度もさることながら、
家では干物女でも、会社に行けば仕事はきちっとこなしていたホタル（綾瀬はるか）が、
仕事面でも冴えなくなってしまってたのが、彼女らしくありませんでしたね。
なんだかんだ言ってオンとオフの切り替えができるのが彼女だったのに、
ぶちょおの態度と併せて、ふたりのアイデンテティーはどこへ行った？
という感じでしたでしょうか。

それでも、まだ仕事をしてるうちはいいですが、専業主婦になって仕事をやめてしまったら、
ただただ、干物女の部分だけが残ることになってしまい(笑)、
いくら自分の女にしておきたいと思ったとしても、
ぶちょおから見てもホタルの魅力が半減するのでは？と思ってしまいました。

ぶちょおもそこら辺のことは分かっているようで、
ホタルの主婦力向上のために、
たったひとつだけ、丁寧に出汁をとった味噌汁つきの朝食のリクエストをしていました。
でも、たったそれだけの事で、やらせてることが厳しいと、
珍しく周りからたしなめられてしまって・・・^_^;
確かに、早起きをさせてたうえに、何度も失敗させて落ち込ませたわけですが、
なんだかなぁ～
しちゃいけないことだったんでしょうかねぇ。
まぁ、今の時代、結婚前は男が女に美味しいもの作ってあげたりして、
チヤホヤするもんなのかもしれませんが・・・
いくらカッコいいとはいえ、ぶちょおはバツイチのおじさんなわけですし、
少しわきまえろということなんでしょうか。



ぶちょお、ラブラブな割には、ビミョーに向井くんのことを気にし始め、
自分のようなおじさんのために、
ホタルの青春を散らすようなことをするのはいけないことかもしれないと考え始めたのかも。
ホタルの主婦力が一向に向上しないのを見て業を煮やしたわけでもないのでしょうけれど、
私生活の面においても、自分がホタルを指導し鍛えることが、
必ずしもホタルの幸せにつながるとは限らないのかもしれない
・・・というような迷いが生じたのかもしれませんね。
男心も微妙です。



アイデンテティをなくしていたホタルでしたが、
後半、木村多江から間接的に、
ぶちょおが朝食の味噌汁をつくる姿を通して感じたかったことが、
静かな時間の中に流れる何でもないようなあたたかな生活感のようなもの
であろうことに気づかされ、
また、山田姐さん（板谷由夏）の仕事上のピンチにも直面し、一気に気持ちが燃え上がり復活します。



そこで登場したのが、前シリーズでも登場した、伝説の芸「どじょうすくい」でした～(笑)
まさしくゾーンに入った状態で、
日本広しといえども、これだけどじょうすくいが様になる主演女優は、
彼女しかいません。脱帽です(^_^)

ホタルは復活したようですが、ぶちょおはちょっと黄昏てしまったようで、気になりますね。
契約更新を拒み、意地を張っているような向井くんの動向にも注目です。



二ツ木さん（安田顕）、他人の人生を変えることに謙虚でしたね～
好感が持てました＾＾



今回のシリーズでは、濃い色の洋服を着るのは珍しいですね(^_^)

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