なんとなく冬彦さんぽい?-「冬のサクラ」 [ドラマ]

「冬のサクラ」の第3回。
草彅くんと今井美樹。
今は遠くはなれていますけど、なんだかんだって毎週逢ってますね。
倫理と感情の間で彷徨い漂うふたり。
でも、男らしいと思うのは、逢うきっかけは、必ず草彅くんの方から作ってるところかな。
おとなしそうで、とってもやさしいけど、芯の強さがうかがえますね。
近年の、草食系男子とはちょっと違います。
自分の中にある愛情が、決して自分本位な気持ちじゃなく大きな気持ちの愛情であること、
そして、相手の自分への気持ちにも根本的なところに自信があるから、
あれだけ静かに押せるのかもしれません。
折にふれて漏れ伝わる、今井美樹の言動や行動に自分への愛情をかすかに確認し、
そのことに勇気づけられ、切れそうな糸を手繰り寄せている感じでしょうか。
薄い氷の上を歩いているような、そんな危うく脆い二人の関係が、
繋がっていったとしたら、まさしく運命ですね。

「俺、東京に来てるんです。すいません、急に。」
逢いたい人に逢いに来たら、こんな風に言えばいいのかな。
これを言ったときの草彅くんと、この言葉を聞いたときの今井美樹の気持ち、
合ってましたね。
急なことでも気持ちが合うのは、
それだけ互いに相手のことを想う時間が長かったということなのでしょう。

それはそうと、高嶋政伸。
なんとなく冬彦さんぽくなってきたような気がします。
冬彦さんなら、いつか甘えんぼさんの正体を現して、
ガタガタ崩れていくかもしれませんが、どうでしょう。

草彅くんと佐藤健くんの兄弟の絆。
やっぱりいいですね。
加藤ローサも、うまく仲介役を務めているようです^^
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