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2021秋冬ドラマー一瞬で取り戻す関係性 [ドラマ]

いよいよ年の瀬ですね、皆さんいかがおすごしでしょうか。

オリンピック後、ワクチン接種も順調に進み、
今度の年末年始こそ平常を取り戻すかと思われましたが、
コロナ、しぶといですね^_^;

唐突にオミクロンって奴が現れて、
平常化一歩手前で押し戻されてしまいました。

高校卒業後からずっと続いていたお正月のクラス会も、
さすがに永久幹事の心を折ってしまったのか、
史上初の未開催と言うことになりそうです、たぶん。

連絡が来ないし、こちらからも遠慮して聞けません。
その日に合わせてホテルをとっていましたが、
何日か前に諦めて、年越しの予定にスライドしました。

それで今はそこで、皆さんへのご挨拶を書いています。

そうそう、今年はこちらの方、秋がものすごく頑張って、
寝雪になったのは今月の中旬でした。
いつもより、1ヶ月近くも遅い冬の訪れとなっています。
これで、いつもの通り、お彼岸に冬が終わったら、
3ヶ月程度の冬となり、理想的な四季の配分となります。

果たして天はどのような差配を示すのでしょうか?

今年も今の時期、「紅まどんな」を食べていますが、
例年に比べて、若干、酸っぱめなのがまじってる様な気が。

気候のせいなのか、人気が出すぎて基準が甘くなったのか
はたまたこちらが慣れてしまったのか、
舌の感覚も、どうしていつまでもそのままでいられないんだろう。
「桜の園」ですね(笑)

ドラマのほうは、ドクターXをのぞけば、
やはり今クールも、日曜9時が強かったですね。
ネットではこき下ろしている方もいらっしゃったようですが、
視聴率的には盤石でした。
でも、最終回のひとつ前の回がきつかったかな。
語ることがない感じでしたもんね。
そこをうまく乗り切っていれば、最終回、20%も視野に入ったんじゃないですかね。

<日本沈没 -希望のひと->
日本沈没_小栗旬_杏.jpg

1970年代前半にベストセラーとなった小松左京のSF小説の、
映像化リメイクですね。

当時の映画版は、ものすごくプロモーションが行われて、
そのキャッチーなタイトルとともに、誰もが知る映画でしたが、
自分はそそられず、観に行っていません。
その後、テレビ放送されたり、レンタルビデオ屋に並んだりもしたと思いますが、
食指は動きませんでした。

どうしてかって考えると、
キャストが自分の趣味じゃなかったってことなのかなぁ。
当時はどこか、映画全盛時代のきらびやかな女優さんは姿を消して、
等身大な感じの女優さんが多くなって、
日本沈没にもそういうレッテルを貼ってしまったんだと思います。

なので、過去作はまったくみておらず、
新作のような感覚で、物語を観始めることができたと思います。

当初、見た感じでは、官僚の小栗旬が自ら推し進めていた海洋の開発計画が、
日本沈没の原因の一端を作っていることを認めず、
強引に推し進めてしまうことで沈没を招いてしまうっていう
筋立てなのかなって思って、
どうしようもないやつだなって思っていたんですが、
ところがどっこい、
真摯に自らの非を認め、固定概念に固執せず、
心の底から日本の民のことを思って、
無駄かもしれないとわかっていても、検証作業に邁進し、
時には出過ぎた真似をしながらも、
的確な判断のもと、リーダーシップを発揮し
日本国民を救うに至ったのは立派でしたね。

自分の判断と引き換えに人々が失ってしまうものにも
しっかり思いを寄せていたのも好感が持てました。

静岡あたりに家族を探しに行く、ロードムービー的なあたりのストーリーが
一番面白かったかもしれません。

私が好きなのは、再会シーンなんだなって、
改めて確認できました。

そして、仕事人間の恋愛は、やっぱり職場恋愛に限るってことなのかな。
それも上下関係がないのがベストってこと?

同じ現場で働いてその姿を見ていれば、
たとえ仕事ばっかりしていても、キュンとこれるのに、
家で待っていると全くキュンとできないんでしょうね。

自分との時間を奪うものという意味で、仕事は敵になっちゃうのかもしれません。

その点、お嬢さんのほうはものわかりがいいみたいでしたけど。

<最愛>
最愛_松下洸平_佐久間由衣.jpg

まず、果敢に高校生役に挑んだ吉高由里子に拍手を送りたいと思います^^
「横道世之介」の大学生役より若い役でしたね。
「ラブレター」の中山美穂でさえ、代役立てていたのに、大したものです。
もしかして、あれは中学生だったっけかな^^;

やはりここでも胸に迫って来たのは再会シーンかな。
それもホントの意味の再会シーンのほう。

事件がきっかけで離ればなれになってしまった吉高由里子と松下洸平。

最初の再会では周囲に人がいて、それぞれの立場を示すだけに終わってしまい、
あ~ふたりとも、あの時の気持ち、なくしてしまったんだ~
と思って、とてもやるせない気分になりましたが、
そのあとの、夜道で腕をとって振り向かせるシーンでは、
一瞬にして関係性が戻ってグッときました。
二人の思いは本物だったんだなって、
ものすごくうれしい気分になれました^^
その後に来る、抱擁シーンなんかよりも、ずっとずっと。

男の夢ですよね。
大概の女の子は 井浦新のほうに気持ちが行ってしまい、
もう近づかないでってなっちゃうと思うので。
脚本書いたの女の人みたいなんで、
さすがによく男心を研究してるなって感じです。

しかし、このドラマ、終盤に何人かの人物が、
急にキャラ変したようになっていました。
伏線回収するのにキャラ変で対応っていうのは、
あまりよろしくないような気がします。
それまでその人物にあった思い入れが壊されてしまい、
気持ちの持っていき場所がなくなってしまいますもんね。

佐久間由衣が「彼女はキレイだった」に続き、
2番目に愛される女的な役をやってましたね。
もしかしたら、国仲涼子や貫地谷しほりの系譜を引き継いでいくのかな。
声がものすごくかわいいですよね。

田中みな実はまだ、キャラクターの一面しか演じられない感がでちゃってたかな。
もう少し、心の中にある混沌としたものまで表現できるようになると一人前でしょうか。

<お茶にごす>
お茶にごす_鈴木伸之_久間田琳加.jpg

「今日から俺は!」と同じ原作者のドラマがテレビ東京で放映されていました。

これも、喧嘩は圧倒的に強いけど、愛されるひょうきんなキャラを扱った作品でした。
こちらのほうは、喧嘩がメインのお話というわけでもなく、
その風貌からどうしても絡まれてしまいやすい学生生活の中で、
ひょんなことからお茶の世界を知り、
また、久間田琳加という、まっすくで凛としながらも、
とってもかわいらしい部長と触れ合っていく中で、
もともと持っていた優しくて頼りになる自分自身に目覚めていく物語を、
ギャグを交えながら描いていく、というようなお話で、
とても好感が持てました。

久間田琳加が演じている部長が、こんな人いたら、
みんな惚れてまうやろっていう人物で、
お付き合いできなくても守ってあげたいし、
もし、お付き合いできたら絶対誰にも渡したくないって娘でした。

で、よくできてるのは、そんな誰にも渡したくない部長ですけど、
あまりに優等生過ぎて、時にはもう少し刺激が欲しいなって思うことがあります。
そんな時、同級生の萩原みのりがぶしつけにちょっかい出してくるので、
なんとなくそれでリフレッシュできて、
また部長と向き合えるみたいな構図になっています。
それがいい感じです。

部長が引退しちゃったんで、もう続編は無理なのかな~

もっともっと浸っていたい世界でした^^


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