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2023新春ドラマーやっぱり、日本人の最も好きなもの、友情 [ドラマ]

皆さん、ご無沙汰してしまいました。

WBC、盛り上がりましたね。
ペッパーミルパフォーマンスとか、
ヌートバーとか、
ダルビッシュや大谷のリーダーシップとか
村上への信頼とか
話題の作り方も上手で
改めて野球の面白さを味あわせてもらいました。

監督も久しぶりに経験豊富な監督らしい監督で、
思慮深く冷静で選手のことを信頼しチームをひとつにまとめ上げる
素晴らしい手腕を見せてくれていました。

ヌートバーのことを"タッちゃん"って呼んだりしていましたけど、
あれは、あの有名なラブコメ野球漫画の"タッちゃん"のイントネーションなんですよね、きっと。
若いアナウンサーで、違うイントネーションの”たっちゃん”(まっちゃん風のたっちゃん)て発音している人がいましたが、さすがにあの超有名作も、
令和の世ではそこまで浸透していないってことなのかな?

また、どの試合も熱戦になって慎重になる分、時間が長かったですよね。
他のスポーツとの人気競争で、
メジャーリーグでピッチクロックなるものが導入されるのも、
さもありなんということなのでしょうか。


昨年、どうしても東京の桜が見たくなり、3月下旬に19年ぶりに上京しました。

満開になる時期を考えに考えて、3月の最終週の土日に行ったのですが、
なんと、行った日の午後に満開宣言という綱渡りぶりでした。

やっぱり桜は最高で、さらに過去の自分を振り返る旅ともなり、
久しぶりの東京に、非常に感銘を覚えました。

そして、絶対再訪しようと心に決めました。

桜20230401_天王洲アイル.jpg

そういった余韻が冷めやらぬ間に、
あっという間に月日は流れ、
いつしか、今年分の航空機や宿の手配をおこなうタイミングに。

そこで迷ったのが日程です。

昨年と同じように3月の最終週とすると、暦の関係で、
昨年より1日早く訪れることになります。
もし、昨年と同じような桜前線の進み方であれば、
満開前に着いちゃいます。

しかし、ここ数年の傾向では温暖化の影響もあり、
早めに開花することが多くなってきています。

悩みに悩んだ末に、前年の経験を尊重し、
早くいきすぎてはいけない、ということで去年より一週間後の、
4月第1週の週末に行くことにしました。
仮に少し早く開花したとしても、満開であるうちに訪れることになるであろう
という考えもありました。

またきっと、4月には4月の街の雰囲気があるだろうから、
今年はそれを味わいたい、という思いもありました。

ところがです。

今年の東京は、桜前線の歩みが異常に早く、
西日本などに先がけて、
3月中旬には開花、その一週間後には満開となり、
訪れる予定の10日も前に満開となってしまいました。

桜前線のニュースを見ながら、あ~!、ってなっていて、
昨年並みに一週間前にしておけばよかった~っと後悔することに。

あとはもう、穏やかな日が続いて、何とか持ちこたえてくれ~と願う日々。

そして祈るような気持ちで4月の旅路に向かったわけです。

去年は初日に目黒川(中目黒駅)に行ったんですよね。

でもそこで人に酔った感じになったので、今年はやめておこうかなと。

替わりに、大崎の居木橋のあたりから五反田方面に歩く目黒川沿いの桜を楽しみました。

桜20230401_居木橋4.jpg

たぶん最盛期ではなかったと思いますが、まだまだ見事な桜が残っており、
加えて川面や歩道がたくさんの桜の花びらに埋め尽くされていて、
それはそれで貴重な桜の有り様を見せてくれていました。

そのあとはやはり、自分の東京での地元である世田谷の桜三昧に出かけて、
昨年訪れた祖師谷公園や上北沢商店街のほかに、
去年教えていただいた成城学園や、
下高井戸の日大通りの桜並木なんかも楽しみました。

桜20230402_祖師谷公園.jpg

また、去年はいかなかった母校にも足を延ばしてみたら、
正門の前で写真撮影をしている新入生と親御さんとおぼしき方々もいて、
4月らしい風景も楽しめました。

ただ、この一年、電車を使わず車を多用してきたことや、
純粋に訪れた桜の名所の数が多く、その分歩いたことで、
完全に足が棒のように。

1日目の終わりに下北沢も再訪したんですけど、
着いた時には、かなりダメになっていました。

それでもクレープ屋さんの前や、
かつての自分の住処をまわったので、
ホテルに向かう際にとおった、渋谷駅の井の頭線からJRへの下り階段では
膝が抜けたようになっちゃいました。

そんなふうになったのは、ずいぶんと久しぶりです。

前述のとおり、二日目は世田谷のあたりをたくさん回る予定でしたので、
ホテルで必死に養生してでかけたものの、
やはり途中からヘロヘロになって、やっぱり最後に飛行場に向かう途中で、
渋谷駅の下り階段で、再び膝が抜けたように。

たくさん歩いた後の渋谷駅の下り階段は鬼門ですね^^;

そんなこんなでしたが、今年も桜が堪能出来て大満足です!

<<動画版はこちら>>

行ったのが遅かったのもあって、記事を書くのが遅れてしまい
ゴメンナサイです。


さて、今年の新春ドラマですが、
バカリズム氏にすっかりだまされました。

<ブラッシュアップライフ>
ブラッシュアップライフ.jpg

これまでのバカリズム氏脚本のドラマって、
どこかしらに少しすっとぼけたような
芸人らしいシニカルなほり方をしている部分があって、
それが個性になってましたよね。

今回のこのドラマも、
人生を繰り返すというシチュエーションの中で繰り広げられるドタバタを楽しむもので、
そのドタバタを表現する視点に芸人らしさが出ていたように思えたので、
そこを面白がっていればいいものなんだろうと思って観ていました。

それぞれの回の人生にその回ならではの差異があり、今回のあれはこうなったのか~って
その変えた部分のセンスを楽しんで、
バカリズム氏らしいオチだよねって思う。
それで十分毎週楽しみで、今クールの中では1,2を争う面白さだよねって感じ。

3回目4回目の人生では、そろそろマンネリかな?って思ったり...

ところがそれらは遠大な前振りだったわけです。

バカリズム氏は、わかってたんですね。

何十年も変わらない友情こそが、この世で最も尊いもののひとつだということが。
それをを得るために、何度でも人生をかけるだけの価値があるということが。
平凡で日常的なものの中にそこはかとない幸せがあることが、
この上ないものであるということが。

ホントそうですよね。

すっかり騙されて、最終回に思いがけない幸せなサプライズ(やられた感)をもらってしまいました。

最初からこれを狙って逆算し、そこにいたるまでの伏線、エピソードの盛り込みをしてたとしたら、真のプロですね。

こういうことを映像で証明してみせるの、
結構難しいと思うんですが、しっかり表現できていました。
素晴らしいです。

きっと、バカリズム氏本人も友情を大切にされる方なんだと思います。

友情を育むグループの中で、夏帆だけ同級生に見えませんでしたけど、
いないと少し地味な感じになってしまうかもしれないので、いてよかったかな。

安藤サクラって、いま、いい女枠なんでしょうか?

「愛と誠」くらいの時には考えられなかったような気がしますけど、
「ゆとりですがなにか」の時も、いい女には見えなかったですよね。

それが今回は、場合によってはそう見えてました。

そういうのも実力がついたうちなのかもしれないですね。


<Get Ready>
GetReady.jpg

ここのところ好調だった日曜9時枠。

今回も期待しましたが、
特に、最初の何回かでは、
妻夫木聡が、ターゲットを助ける助けないを決めるくだりに納得感がなかったのが気になりました。

何か無理やりしちめんどくさくしてるだけに感じましたので、
そこは演出が弱かったな、と思います。

話が進み主人公が抱えている過去が明かにされていくにしたがって、
さもありなん的なことにはなりましたが、
最初は単なるわがままに聞こえて、
そこで主人公の印象がいやなやつっていう方に少し傾いちゃいましたよね。

本当に嫌な奴の話ならそれでもよかったと思いますが、
そういうことでもなかったので。

人助けなのか復讐なのか、
世を捨てて金に執着しているのか、それは照れ隠しで本当は誇り高い孤高の技術者なのか
なかなかにふに落ちづらく、その分感情移入もしづらかったですよね。

<大病院占拠>
大病院占拠.jpg

Get Readyもマスクをしていましたが、
こちらもマスクが印象的でした。

最後までマスクで通してくれるのかと思っていたら、
程なくマスクを取っているシーンが多くなってしまいました。

ロボコップなんかもそうでしたが、
役者をやっている限りは、顔を出してこそなんぼ、
ということなんでしょうけど、
覚悟を決めて、最後の最後まで正体を明かさないでいてくれたりしていたら、
また評価も違ったかもしれませんね。

マスクを外してからは、人間らしい弱さみたいなものが垣間見えてきちゃって、
最初に感じていた犯人たちに対する得も知れぬ恐怖感が
減衰していったような気がしました。

犯人たちは最後まで冷徹で、何をしでかすかわからないっていう方が
最後まで緊張感をもって観れたかもしれません。

最後は犯人たちが等身大になっちゃってて、
それぞれの事情に同情しなくちゃなんないの?
それじゃあ、解決してもすっきりしないかも?
的なことになっていた印象もあります。

それにしても、こういう謎の多いドラマは、ためておいて一気見すると、気になって次から次へと見ちゃいますね。

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