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夏のドラマサマリー2014~キムタク「HERO」の内容と視聴率にホッ&深夜ドラマが熱い!~ [ドラマ]

ご無沙汰しています。

梅雨明け宣言があったと思ったら、今度は大型台風の来襲ですね。
来襲といえば、生誕60周年のゴジラもハリウッド版が来襲しているようです。
3DCG版ドラえもんも公開されるようで、でき次第でしょうが、
「アナ雪」には食指が動かなかった人でもこちらには動いてしまいそうですね。

HERO木村拓哉北川景子.jpg

<HERO>
今クールの中で、最も心配したのがこのドラマです。
今クール、続編ドラマはいくつかありますが、
これだけは特別なコンテンツですもんね。
そして、もしキムタクが終わっていたら、
それが確認されてしまうドラマでもありましたので、
1回めの放送がなされた時の緊張感は、並みの緊張感ではなかったです。
はからずも前回作「安堂ロイド」が「半沢直樹」と直接比較されることになってしまい、
作品の面白さにおいても、
出演者の演技力においても、
主人公の魅力においても、
見ている者に大きな差を感じさせてしまいました。
キムタクのドラマって、他のドラマとは違う特別感がありましたが、
2010年の「月の恋人」を境に、その特別感が希薄になってしまったように思います。
それもこれも、「月の恋人」において、
持っている価値観のわかりづらい人物設定をしてしまったからで、
視聴者に感情移入をさせることができなかったことが、
ターニングポイントを作ってしまった要因なのではないでしょうか。
それでも常に平均点を上回る視聴率だけは維持してきたのに、
ついに前作で、それさえもできず、次回作が正念場となっていました。
陣営としては慎重にならざるを得ないところでしょうが、
なんと、随一のキラーコンテンツである「HERO」で勝負に来ました。
言い訳のできないところに追い込んで、白黒つけに来たのです。
伝説に完全なる幕引きがされるかどうか、まさに注目の初回でした。

結果は皆さんもよくご存知のとおりです。
みんな満足したと思います、おそらく。

もともとこのドラマが持っていたフォーマットやリズムが秀逸であるということもあるでしょうが、
復活の一番の原因は、
主たるスタッフ(特に北川景子)と人間関係を一から作っていく描写ができたことではないでしょうか。
キムタクだからという理由で、出てきた瞬間に周囲に受け入れられる、というのではなく、
風変わりなやつでなんでこいつが?と思わせておいて、
共に行動していくうちに自然とその人間的魅力に触れ、知らぬ間に惹き込まれていく、
その過程が丹念に描かれることによって、
我々視聴者も北川景子が徐々にキムタクに心を許していくがごとく、感情移入していけて、
事件解決に拍手喝采を贈れるんじゃないかなぁ。

松たか子など幾名かのキャストの交代があり、
それは制作側が望んだことではなかったのかもしれませんが、
久利生公平の魅力を一から伝えることができたのは、
新コンビにしたことの恩恵だと思いますので、
結果的に良かったんじゃないでしょうか。

キムタクドラマもこのところ、最終回が最高視聴率という形になっていないようなので、
久々に最終回にびっくりするような数字をたたき出していただきたいと思います。


アオイホノオ柳楽優弥黒島結菜.jpg

<アオイホノオ>
歴史に名を残したクリエイターたちの、若き日を熱く描いた作品で、
俗にいう天才たちが、世にでる前に、どのような伝説を残していたかが、
熱気ムンムン+面白おかしく垣間見れる作品です。
天才たちが持っている独特の視点や気付き、深い洞察力などが上手に表現されていますね。
探究心の深さというかオタクっぷりというか、
後に世にでるだけの突き詰め方というものがどんなものなのかよくわかり、飽きません。
対比として、そこまでの才能には届かないであろう主人公の、
結果を出せないでいる自分への言い訳とか、
本気出せばこんなもんじゃないなどという根拠の無い自信とか、
きらめく才能には残念ながら恵まれなかった人たちの、
誰もが通ったであろう道が描かれていて、まるで自分のことを見せられているようでもあります。
そして、そこに自分を勇気づけて元気づけて尊敬までしてくれる二人の美女がいて、
なんとか誇りを失わずに、まがりなりにも前進して行けている姿が、微笑ましいです。
アオイホノオ柳楽優弥山本美月.jpg
若き日に、年上と同級生の美女が側にいて、
目移り出来る環境は理想的で羨ましい。
山本美月は、モデル風のタカビーな女をやってても不思議がないのに、
全然ギスギスしてなくて、天然風で、主人公のいいとこ探しをしてくれる
あげまんできれいなお姉さん。
ますます好感度アップかな^^
テストの花道マッシュ黒島結菜.png
そしてそして、同級生役は、マッシュこと黒島結菜。
この娘、結構まだあどけない感じも残していますが、
私みたいなどちらかと言えば大人の女性が好きな人間にもものすごく引っかかります。
それも半端ないくらい。
高校生(役の中では大学1年生ですが)に、美少女オーラを感じたことはありますが、
この娘に感じるのはそれとは異質な、もっとずんずん来るものなので、結構驚いています。
このドラマの中ではプラスのストロークをくれて、どんなことでも楽しい気分にさせてくれる
とん子さん(山本美月)とはまた違ったタイプのあげまんを演じています。
主人公は、そんな二人と共に学園生活を送る幸運に恵まれたことを天に感謝すべきですが、
そういうことは往々にして、振り返ってみた時にわかるんですよねぇ。
いずれにしても羨ましい環境で、主人公にとってかわりたいくらいです(笑)
また、主人公役の柳楽優弥が普通に苦みばしった大学生を演じているのに少しびっくりしました。
最初誰だかわかりませんでしたよ。
結構順調に成長しているようですね。


水球ヤンキース中島裕翔山崎賢人.jpg

<水球ヤンキース>
アオイホノオも熱いですが、この「水球ヤンキース」も熱く、
今クールの深夜ドラマの熱気を演出しています。
ほぼほぼ「弱くても勝てます」のキャストが横滑りした感のあるこのドラマ。
「弱くても勝てます」で、唯一人熱い高校球児を演じていた中島裕翔が、
それ以上の熱気で、幼いころに憧れていたものになるためにまっすぐに突き進んでいます。
周囲に誇りを傷つけられそうになりながらも、
ブレない想いとケレン味のなさで、知らず知らずに周囲に影響し、前向きな機運を作ります。
周囲には、後ろ向きなことをつい考えてしまいがちな仲間もいるようですうが、
構わず根こそぎ次のステージに連れて行ってしまう
リーダーシップとチャレンジする気持ちが魅力です。
これぞ若さで青春だ、という感じで、観ていてとてもいい気分です。
こちらの方のヒロインは、「アオイホノオ」と打って変わって、
心根はいいんだけどあんまり目立たないタイプかな。
劇中で歌は歌うんだろか。


昼顔上戸彩斎藤工黄昏.jpg

<昼顔>
「HERO」の次に好視聴率をたたき出しているこのドラマ。
吉瀬美智子への対抗心か上戸彩がけっこうグッときます。
近来まれに見るグッと来る度です。


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