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2023秋冬ドラマーダメ男数え歌 [ドラマ]

今年も大晦日になってしまいました。
皆さんは、どんな一年をお過ごしでしたか?
ジョン・レノン風に言うと、
and what have you done ?
ですね^^

前回は珍しく体調を崩した時間を作ってしまったんですけれど、
今は、ほぼ、体調は元通りになったと思います。
多くの皆さんにお気遣いいただきまして、
ありがとうございます。

そういった中で、歯のオペをしまして、
終わった後、一週間とかそれ以上たっても痛いんで、
やっぱりオペって大変だなぁって思っていたら、
なんでも、オペの時についでに残っていた親知らずを抜いたらしく、
痛かったのは、オペのあとじゃなくて、
親知らずを抜いた痕だったって、後で聞いて、
思いっきりズッコケました。

まだ噛んじゃいけないっていう時期が続いていまして、
そこだけ、本来の自分ではありません。

次の予約が混んでいて、
来月の25日になってしまったんで、
少なくともその日までは噛めないことになります。

フードプロセッサを使って、食材を粉々にして、
かまないで食べられるようにして食べていますが、
レパートリーも限られるので、
そこがキツいですね。

カップ麺とかはそこまで変わらないんですが。
例えば、肉じゃがとか、豚バラ白菜の鍋とか、材料をすべて粉々にして、
味付けも同じにして作っても、
まったくおいしくなくて、それが意外でした。
きっと、それぞれの素材がある程度独立して食感や味が感じられないと
おいしくないってことなんですかね。

一方、チャーハンにスープをかけると、
かまないで食べられる上に、普通に(普通以上に?)おいしくて助かりました。

また、最近はやりの調味料の入ったパウチに食材を入れてチンするやつのポテト版が、
チンした後パウチごと手でつぶせるので、
チューブでバターを入れてそれをやると、噛まないで食べられて、
出来立てのポテトが最高においしく感じました。

自由に食べられないのを機にまたダイエットを始めたので、
なかなかそればっかりたべているわけにもいかないところが、
またキツいところですね。

私の住んでいる地方は、今年は例年になく雪が少なく、
クリスマスになっても路面が見える感じで、
ちょっと異常です。
ある程度積雪してしまったほうが、
歩きやすかったり寒さを感じなかったりするんですが、
そういう意味では、寒いし、歩く感覚もちょっと変な感じです。

このまま冬らしくない冬でおわるんだろか。

さて、2023の秋冬ドラマですが、
私は意外なドラマに惹かれました。


<コタツのない家>
コタツのない家ss.png

タイトルを見てもいったいどんなドラマなのやらな感じで、
最終回にそのタイトルの伏線の回収をしてたんですが、
それでもピンと来なかったですね。

主演の小池栄子も、
イエローキャブにいた時代と違い、
ドラマに出ると、
森山みくりじゃないけど、
どうしても小賢しさが気になる方だったので、
あんまり期待していませんでしたし、
見る理由あるかな?っていう感じでした。
ただひとつ、
純くんがでてるんだ~
今どんなになったの?
北の国からとかDr.コトーとかAlways三丁目の夕日とかみたいに
また楽しませてくれるかな?
という興味で見始めたという感じですね。

見てみたら、純くんはもの凄くグータラしてて、
Always三丁目の夕日の茶川さんに近いような役で、
だけど茶川さんより口達者で、
そのおかげで卑屈にならないで済んでおり、
白い目で見られたり、
尊敬されなかったりしてもそこそこ平気でいられる
ある意味開き直ったメンタルを持っているような人物になっていました。

いい塩梅で口達者なところが物語をコミカルに回転させて、
同時に、そのうち何とかすんだろうっていう期待もうっすら感じさせる、
絶妙な役作りだったような気がします。
全体を通してシリアスになりすぎずに楽しく見られたのは彼のおかげかな。

小池栄子のほうも、今までの役柄や自身のイメージと異なり、
賢く自分中心に損得を考えてガンガン主張したり、
理詰めで相手を追い込んだりするような人物ではなく、
回り道してでも、気長に良い方向に向かうのを待つようなやり方で、
相手への思いやりが常に伝わってくるような、
一緒にいると安心できるから、
ずっと一緒にいてほしいと思えるような女性になってましたね。

例えがいいかわかりませんが、
自分で会社や家計を切り盛りしていて家族の中心でもある女性として、
「時間ですよ」のおかみさんなどよりも好感が持てたかもしれません。

グータラな夫を始め、家族のことが大好きであることを、
素直に表現できるところもポイント高かったです。

あんな風に思ってくれる奥さんを手放す理由なんてどこにもないですね。
あるとすれば、ホント、迷惑かけている自分がいなくなったほうが
相手のためになるんじゃないかと考えた時くらい。
でもそのことによって相手が悲しむのなら、できないですよね。

石川さゆりの主題歌がドラマにぴったりで、
作品の意図がよくわかる内容になっていました。
また、そのときに映るイラストが、出演者の特徴をよくとらえていて
上手だな~って感じでした。

大河ドラマで秀頼をやっていた作間龍斗が息子役で出ていて、
微妙に小憎らしい言葉のチョイスが秀逸な高校生をうまく演じていました。
首の伸ばし方みたいなところで上手にそんな性格を表現していましたね。
彼は性格俳優みたいな道を目指すのかな?

高橋惠子の姿が素敵で、別れた旦那の小林薫が自分のやっていることも棚に上げて、
いつまでもヤキモチ焼いちゃう気持ちがよくわかりました。


<いちばん好きな花>
いちばん好きな花.jpg

これも毎週楽しみにしていたドラマです。
なんといっても4人でいるときの雰囲気が良かったです。
4人が過不足なく、友情を育んでいけているところが最高でした。
4人の気持ちがあってるんですよね。
ああいう世界、理想だな。

そんな居場所が自分にあったら、いつまでもその世界に浸かっていたいですよね。
人数が増えれば増えるほど、過不足なくっていう部分が難しくなるので、
4人ていうのはほとんど奇跡だと思いますが、うまくイーブンな感じが表現できてました。

ただ、ちょっと無理してるなって感じるところもありました。

それが、彼らがもともと属している場所での浮き方です。

松下洸平って、あんな気遣いができてやさしくて、
機微がわかって気分の安定している人が、職場で浮きますかね。
尊敬されるのでは?
お人好しなところにつけ込む人ばかり?

神尾楓珠にしても、
人のためにナンパしてうまくいってるのに
おどおどしてる人なんかいますかね?
おどおどしてたらナンパできないし、
毎回毎回うまくいってたら、自信持つような気がするけど。
見た目が良くて、声掛けたら一発OKだけど、
そのあとの会話が変だとかですかね。
4人での会話は変じゃなかったですよね。
純粋すぎて、邪気のある周囲が価値観が違いすぎて仲間にしてくれなかったということかな。

今田美桜も、小さいころからちやほやされてきたなら、
いい加減免疫あるんじゃないかと思ったけど。
過剰に反応してましたよね。
同性の女の子からのやっかみが気になってやっちゃうのかな?

唯一、多部未華子のは、
男の友達と気が合っていたってだけだから、
あるかもしれないなって思えました。

考え方を変えれば、
それだけ現実にあまりない理解され難いトラウマみたいなものを持っているから、
そのことに理解のある友人が、とっても大事だったのかもしれないですけど。

そんなことで悩む人がいるの?
って思う私は、永遠にあの仲間には入れませんね^^;

もうひとつ、
今田美桜の役は、
誰が見ても可愛くて、
一緒に写真撮るだけでもお金を払っていいと思われるような
キラキラの美女という設定だったと思いますが、
それを普通の普段通りの今田美桜がやっていたのが気になりました。
そこを役作りしなくてよかったのかな。
確かに、普段通りでもキラキラの美女だけど、
そこは役作りで、普段通りじゃなく、今田美桜史上最高の、
さらにキラキラの美女にしておいてほしかったです。
そうすると彼女のエピソードも腑に落ちたかもしれません。

多部ちゃんもきれいなんで、そこまで差を感じなかったですよね。

ただ、そういった違和感なんてどうでもいいって感じるほど、
4人でいるときの雰囲気が素晴らしくて、理想的でした。

結局、このドラマ的には、
男女の友情はあるんだけど、
ただし、愛情も並行的に存在し、
好きになられたほうは、それをやんわりと否定するか、
告白するに至らないように、うまくコントロールし、
好きにになったほうは、その思いが成就しなくても、友情を優先できる場合に限るって
いいたかったっぽいですね。

私個人的には、ハッキリ愛情を伝えない限りは、外見は友情なので、
友達なら、異性が何人いようがみんなで仲良くできるから、
その全体の関係性がすばらしくてしばらくそのままでいたいなら、
何かの要因で、立ち位置が変わってしまうまで、
その関係をそのまま楽しみたいって思うかもしれません。
好きな人にはその中で、精一杯できることをしてあげるっていう話が好きかな。
立ち位置が変わるタイミングになったら、否が応でもどうするか決めなくちゃならないので、
それまでは、できるだけそのままに。

<下剋上球児>
下剋上球児.jpg

人気の枠で、キャストも豪華な枠ですが、さすがにVIVANTで豪華にやりすぎたか、
今クールでは、無名な若手を多数起用した、省コストキャストドラマでしたね。

ただ、この手の話は、若手のフレッシュな魅力を爆発させれば十分機能するので、
そこらへんは、奏功していたように思います。
一昔前のルーキーズのように、彼らが今後大きく羽ばたいていけるか注目ですね。


<セクシー田中さん>
セクシー田中さん.jpg

ついこないだまで、これっぽっちも女優だって思ってなかっためるるですが、
このところものすごい勢いで、女優としての存在感を増していますね。

このドラマでは、ショートボブにしていましたが、
髪の毛切ったんだろか?
ショートボブ、似合ってましたよね。
もし切ってなかったとしたら、
残りの髪の毛どこに入れてるの?って感じです。

このドラマの中でもすごく等身大な感じがしてよかったですよね。

「いちばん好きな花」と対照的に、
外見上は友達であった彼と、友情とは言えない行為にすすんでしまって、
微妙な感じになってました。

立ち位置が変わって、失うかもしれないって時だったら
最高なハッピーエンドだったかもしれないのに。

タイミングですね。

チャラ男とつきあうより、
ずっとピッタリな感じでした。

毎熊克哉は男くささを感じる役が多かったように思いますが、
このドラマでは打って変わって線の細めな神経質な男の役をやってましたね。
けっこう幅の広い役がこなせるんだって驚きました。

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