SSブログ

にくまれそうなNEWフェイスはどこへ?&幕末好きにはたまらぬ展開-「JIN -仁-」 [ドラマ]

「龍馬伝」が終わり、やっと「江」にも慣れてきたかと思ったら、再び幕末の話の登場ですね。
「JIN -仁-」初回の2時間スペシャル、TBSの社運をかけた意気込みが伝わってくるような、
初回と言うよりも、アナザーストーリーの単発2時間スペシャルといった趣でした。

JIN大沢たかお新撰組.jpg

大きな歴史のうねりに翻弄される南方、
また逆に歴史の表舞台で活躍した人々とのふれあいを通じて、
自らもまた歴史を作っていくことに関わり、その末に歴史は変わるのか。
作者が用意している答えが、大きな見所ですね。

JIN綾瀬はるか.jpg

また、前回フラストレーションをためたまま修了となったタイムスリップの真相にも触れていて、
少しだけスッキリさせてくれるかも?(今回は)という期待も高まりましたね。

物語は幕末の歴史そのものの面白さを味わうような内容で、
これが「JIN -仁-」というドラマそのものの面白さなのかは次回に持ち越しとなった印象です。

JIN中谷美紀.jpg

前回、野風と咲との間でバランスの取れていた南方への恋のさやあても、
野風が大きく後退することで決着したままで、
どっちがいいか迷いたい自分としては、野風の復権を願いたいところです。
でも野風は龍馬の方になびいて行っちゃうのかなぁ。
いずれにしても恋についてもキチンと現役でいてほしいです。

麻生祐未というと、「にくまれそうなNEWフェイス」のいいオンナっぷりが思い出されます。



それがあんな役をやって自尊心は保たれたのでしょうか?
もう、女やめちゃうのかな。
何かのドラマできれいなクラブのママやってたなぁ。
えらい違いですね。
まだまだあんな役をやるには早過ぎると思います。

<関連記事>
名コンビ復活な最終回-「JIN -仁-」
壊れたバランスは戻らない-「JIN -仁-」
心意気×心意気-「JIN -仁-」
タイムスリップの秘密、明らかになりませんでしたね^^;-「JIN -仁-」
女の友情も美しい?-「JIN -仁-」
秋ドラマもいつの間にか中盤にさしかかってきましたね^^;
不思議な話-「JIN -仁-」


日曜劇場 JIN -仁- オフィシャルガイドブック

日曜劇場 JIN -仁- オフィシャルガイドブック

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



JIN-仁- 10 (集英社文庫 む 10-10)

JIN-仁- 10 (集英社文庫 む 10-10)

  • 作者: 村上 もとか
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/04/15
  • メディア: 文庫



JIN―仁― 20 (ジャンプコミックスデラックス)

JIN―仁― 20 (ジャンプコミックスデラックス)

  • 作者: 村上 もとか
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/02/04
  • メディア: コミック



JIN-仁- 全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)

JIN-仁- 全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)

  • 作者: 村上もとか
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/03/17
  • メディア: コミック


nice!(127)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

高嶋政伸があっと驚く変貌を遂げた最終回でした。-「冬のサクラ」 [ドラマ]

「冬のサクラ」の拡大最終回。
震災の影響で、2回分の一挙放送という形になりました。
私自身も、その影響ということでもないのですが、少し間隔があいてしまい、反省しています。

冬のサクラ今井美樹桜.jpg

最終回ともなると、やはりそれなりに大きなドラマを期待してしまいますよね。
その期待通りに大きなドラマを見せて終わるパターンと、
物語の収束に向けて、誰もがいい人となって終わるパターンとがあると思います。
今回の「冬のサクラ」は、明らかに後者のパターンとなっていました。

冬のサクラ草彅剛佐藤健兄ちゃんはよくやったよ.jpg

特に大きな波乱もなく、草彅剛と今井美樹、二人の静かに深く進行する愛の情景を見せていました。
懸案だった、倫理的な問題も、高嶋政伸が自ら身を引くことによって解決してしまいましたね(^_^;)
高嶋政伸が急に大人になって、ものわかりが良くなり、
心に落ち着きを取り戻す様、その移ろいの演出、少し弱いと感じましたが、どうでしょう。
また、少しの時間を共に過ごし、
手を握らせてもらっただけで何もかもを犠牲にしてまで尽くした草彅くんの愛と、
徐々に不自由になりながらも最後まで気高くそれに応えようとした今井美樹。
この世に稀な、煩悩と対局にあるような二人の姿でしたが、
その姿を見せるバリエーションもやや不足しがちで冗長的に感じたかなぁ。
最終的に、草彅くんの方から見て、今井美樹との気持ちの答え合わせができて、
報われた気がしないでもなかったですが、
彼のしてあげたことに比べて、少し小さいゴールだったような気もします。
たったひと言でしたし・・・
彼の知らないエピソード、何かひとつでも知らしめてあげて、しみじみと喜ぶ姿、観たかったです。

裏の「スクール!!」が最終回っぽく盛り上がっていたので、対照的に感じました。
あれほど愛した今井美樹亡き後、その悲しみを十分消化できるようなストーリーを示さず、
なんとなく立ち直らせてしまった部分も、やっぱり演出不足だったんじゃないんでしょうかねぇ。
今井美樹への愛情の深さと、あのラストの草彅くんの姿、
少し整合性が取れていないようにも感じました。
悲しみのままで、愛の深さの余韻を残して終わるか、
前向きになるなら、相応のエピソードが必要だったんじゃないでしょうか。
いかがでしょう。
ちょっと辛口すぎるかな?

冬のサクラ佐藤健加藤ローサ結婚しない?.jpg

ただ、終始上手に演出され、見ている方も納得だったのが、加藤ローサの「あげまん」ぶりと、
佐藤健くんの、まっすぐな気持ちで素直にトンテンカンされて成長していく姿でしたよね。
このふたりが一緒にいる姿、とってもよかったです^^
つらいストーリーの中、真に希望を感じられる二人でした。
加藤ローサのような女性に見初められた健くん、ホントラッキーです。
これから過ごす長い人生のことを思うと、こんな幸運はないですね(^_^)
前にも書きましたが、加藤ローサのような女性ならば、
相手が誰であれ、幸せをつかむことはほぼ確定で、
そのパートナーに指名された男こそ、果報者だと思います。

高嶋政伸と健くんが血のつながった兄弟っぽかったのには少し驚きましたが、
そこは深くは掘らなかったみたいで、そういった情報の使い方も中途半端に終わってしまいましたね。
そこら辺は震災による放送時間の短縮などがあったかもしれず、同情すべきなのかもしれません。

<関連記事>
次回、拡大最終回、今井美樹は助かるのか?そしてその時草彅くんは?-「冬のサクラ」
冬彦さんぽく壊れてきましたね(^_^;)-「冬のサクラ」
健くん、誇り高いところに戻ってきましたね^^-「冬のサクラ」
久しぶりに兄弟が一緒に住みましたが・・・-「冬のサクラ」
命と記憶の天秤-「冬のサクラ」
なんとなく冬彦さんぽい?-「冬のサクラ」
なんで嫌われてるんだろ?-「冬のサクラ」
純愛、そしていい兄貴がここにもひとり-「冬のサクラ」


日曜劇場 冬のサクラ オリジナル・サウンドトラック

日曜劇場 冬のサクラ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: SMD itaku (music)
  • 発売日: 2011/03/09
  • メディア: CD



冬のサクラ

冬のサクラ

  • 作者: 高橋 麻紀
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/03/19
  • メディア: 単行本



愛してるって言えなくたって

愛してるって言えなくたって

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2011/03/09
  • メディア: CD


ブログトップへ戻る
nice!(122)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
@ミック-Thinking @ミック-Thinking 読者登録

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。