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2017-秋冬ドラマ 陸王ってビジネスドラマだったんですね^^; [ドラマ]

今年も大晦日となってしみました。
例年、露天風呂で年越しをしていたんですが、
3年前から露天風呂は年明けにして、大晦日は自宅で過ごしています。

今年も12月の初めから「紅まどんな」食べていますが、
今はいろんなものが不作不漁なようで、「紅まどんな」も
やはり影響を受けている感じですね^^;

昨年の今頃は、恥ずかしながら「君の名は。」を劇場鑑賞していました。
それがついに年明け3日に地上波で放送しますね。
どれくらいの数字を叩き出すのか注目ですね。
ノーカットでやるんだろか?
旧作も地上波でやるみたいで、今、「雲のむこう、約束の場所」をながら見しています。
この作品、好きで何度も観ていますが、
沢渡佐由理が眠ってしまう前までが特に好き(つまり3人揃っているところが好き)なので
大抵、そこまででやめてしまっていたので、後半部を観るのは久しぶりです。
久々に見ると後半部も切ないですね。

さて、秋冬ドラマといえば、
昨年は、「逃げ恥」でしたが、
今年は「陸王」ですかねぇ。
最初タイトルと長距離ランナーの話だということを聞いて、
スポ根ドラマだと想像していましたが、池井戸潤原作で、
例によって銀行が絡んでくるビジネスドラマでした。
人気も上々で、池井戸+TBS強し、といったところでしょうか。

陸王.jpg

<陸王>
日曜劇場+池井戸潤原作ということで、過去の人気作品と否が応でも比べられてしまうこの作品。
何と言っても比べられるのは、主演俳優の力量かと思います。
これまでは、堺雅人、唐沢寿明、阿部寛と行った錚々たるたるメンバーでした。
いずれも演技力も華もある面々で、重厚な作品にふさわしい俳優さんたちと言えると思います。
そんなプレッシャーの中、主演したのは役所広司でした。
実績は申し分ないというか、むしろ勝っている感じですが、
日曜夜9時のワンクールの主役としての華の方はどうなの?
竹内涼真や山崎賢人はいるけど、というところでした。

ところがどっこい役所広司、さすがの存在感でしたね。
役者としての引き出しも豊富で、グイグイ引っ張られました。
久しぶりの民放ゴールデンタイムのドラマだったと思いますが、
また、「下町ロケット」と同じで、若い女の子、ほとんど出てきませんでしたけど、
にぎやかな感じ、ありましたよね。

池井戸作品て、まだストックがあるのかどうかわかりませんが、
次の主演者はまたさらに、敷居が高くなってしまったかもしれません。

12月というと「忠臣蔵」のシーズンですが、
同じように、「陸王」陣営が屈辱に耐えに耐えて、
真摯な努力が最後に報われて、大逆転する話は感動します。

なんでも放送1時間前まで編集作業が続いていたようですね^^;
主人公に感情移入しちゃうと何でも許しちゃうものですが、
惜しむらくは、茂木選手のシューズの宣伝と、茂木選手へのサポートの口約束と、
大地がこはぜ屋のために腰掛け?で就職するくだりをもっとスマートに
表現させる(必然性を感じさせる)時間がとれていたらなぁ
というところでしょうか。
あんなに熱い思いのこはぜ屋がやってるんだから・・・みたいなところが
やや垣間見えていたかもしれません。

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陸王

陸王

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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