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いとしのレイラ-「SONG TO SOUL」 [洋楽]

「SONG TO SOUL」の放送で、
“いとしのレイラ”が取り上げられていたようでしたので観てみました。

SONGTOSOULいとしのレイラ.jpg

ブリティッシュロック界の神と呼ばれたエリック・クラプトンが、
アメリカ南部音楽を奏でる仲間たちとの付き合いに傾注していく様も興味深かったのですが、
楽曲そのものに関して、初めて知ることも多く、ある種の感慨を持って番組が視聴できました。
久しぶりに通して聴きましたが、いい曲はやっぱりいいですね^^

クラプトンレイラとマジュヌーン.jpg

この曲を初めて聴いた時、パティってなんてすごい人なんだと思い、
パティの写真を初めて見たとき、とっても素敵な人だと思いましたが、
番組を観ていてその人柄にも触れてみたくなりました。
可愛らしいだけじゃなかったのかな?
この曲を作って9年後に結ばれたようですが、
女の9年て、長いですよね。
ネットで検索してみると、パティとジョージのツーショット写真はいっぱいヒットして、
かつ、全盛期のジョージよりもパティの方が輝いて見えるようなものばかりでしたけど、
クラプトンとのは数も少なく、月日の経過も感じさせられました。

デレク&ザドミノス.jpg

私はこのアルバムを持っていますし、
買ったばかりの頃、歌詞カードも読んだような記憶がありますが、
番組で紹介された歌詞を見て、間違って覚えていたことがわかっていささかショックでした。
考えていたより純愛色が弱かった。
どうしようもなくおさえきれない自分の熱い想いをぶつけてたんですね。
後半のピアノを中心としたインストゥルメンタル部のイメージに影響されていました。

また、有名なギターリフ誕生の秘密(どうのようにインスピレーションを得たか)や、
後半部の創作の秘密(本当は誰が作ったものなのか)なども初めて知ったことでした。
今だと冷静に受け止められますが、初めて聴いた頃に知っていたら、
ちょっと複雑な気持ちになっていたかもしれません。

ハートウッドエッジへと続く道.jpg

いずれにしても、パティってとってもモテそうな女性ですけど、
それに輪をかけてクラプトンはモテそうですもんね~
それじゃなきゃビートルズの奥さんに横恋慕しようなんて、考えもしないでしょうね。
番組中に出てきた、クラプトンの邸宅、ハートウッド・エッジへと続く道がよかったな~
クラプトン、若冠24歳でこの道に惹かれて購入したそうな。
若いのにそういうことを感じる感性は、さすがアーティストですね(^_^)

<関連記事>
ボヘミアン・ラプソディ-「SONG TO SOUL」
イエスタデイ・ワンス・モア-「SONG TO SOUL」
ラヴィン・ユー-「SONG TO SOUL」
アイム・ノット・イン・ラブ-「SONG TO SOUL」
「アイドルを探せ」・・・SONG TO SOUL


いとしのレイラ

いとしのレイラ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD



パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ

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  • 作者: パティ ボイド
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  • 発売日: 2008/08/30
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熱中夜話 マドンナナイト 前編 [洋楽]

マドンナマテリアルガール.jpg

NHK BSの熱中夜話でマドンナについて語られていました。
マドンナって、信じられないくらいに息が長く第一線でがんばっていますよね。
この人を知るまでは、マドンナというと“坊ちゃん”の登場人物か、
自分の学校にいる素敵な上級生のことで、
自分で好きにイメージをつくれたんだけど、
今は完全に言葉のイメージが固定されてしまいましたね。
素敵な方だから、まあ許せますけど(笑)

マドンナ近況.jpg

ゲストで出ていた日本のマドンナのそっくりさん?が、
年季が入りすぎてちょっぴりイタかったな~
でもそれがまた、トップに君臨する期間の長さを表しているようにも思えました。

vogueグリグリ.jpg

“Vogue”という曲の、両腕を交差してグリグリするところが好きで、
青山の「キング&クイーン」で、この曲がかかったときにやってみましたが、
完全に孤立しました^^;
懐かしい思い出です。


Vogue

Vogue

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sire / London/Rhino
  • 発売日: 1990/03/21
  • メディア: CD



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ボヘミアン・ラプソディ-「SONG TO SOUL」 [洋楽]

日曜日に、「SONG TO SOUL」の再放送で、
“ボヘミアン・ラプソディ”の回をやってたので観てみました。
クイーンについてはいまだ人気も現役というか、
大きなスポーツイベントでは、“伝説のチャンピオン”が当然のように流れますし、
ドラマやCMなどで楽曲が使われることも後を絶たない感じです。
過去の名曲が紹介されるという趣向のこの番組が取り上げた楽曲としては、
もっとも現役感の強い楽曲といったところでしょう。

オペラ座の夜.jpg

“キラー・クイーン”の頃のクイーン、かなりアイドル的な扱いでしたよね~
オールバックのひげのおじさんなどいないバンドでした(笑)
当時の代表的な音楽雑誌の「ミュージック・ライフ」が押しに押していて…
でも、最初はそんな事は全く知らず、“キラー・クイーン”はとにかく曲がカッコイイから好きでした。
自分の好きなバンドが人気があると知って嬉しかったのですが、
単純なミーハー人気は嫌でした。
そうじゃなくて、男の子のロック聴きが心酔できるバンドなんだよ~
と、思っていたところに、それを証明するかのようにリリースされたのが、
“ボヘミアン・ラプソディ”でしたね。
どうだ、単なるアイドルバンドじゃないだろ~、エヘン、というところです(笑)

QUEENミュージックライフ.jpg

ちなみに、当時「ミュージック・ライフ」では、部門別に人気投票を行っており、
クイーンはさまざまな部門で、年間1位に輝いていました。
確か、グループ部門、男性ヴォーカリスト部門、ギタリスト部門、ドラマー部門など。
ところがベーシスト部門だけ2位でした。
来日したときに、その表彰トロフィーを抱えた姿で、「ミュージック・ライフ」の表紙を飾りましたが、
何故かジョン・ディーコン(ベーシスト)もみんなと同じトロフィーを抱えていました。
かわいそうに思って気をつかったのか、グループ部門のやつを持ってたのか、
真相は今もって不明です。
当時、不審に思って何度も何度も見返しましたので、よ~く憶えています(笑)
ベーシスト部門で1位だったのは、皆さんおわかりと思いますが、ポール・マッカートニーです。
フレディーは、ピアニスト部門でも上位入賞していたと思います。
こちらの1位は、キース・エマーソン、2位はリック・ウェイクマンだったはず。
ついでに、その他部門みたいなのがあって、1位はトッド・ラングレンでした。
彼の曲を聴いてみたいと思うようになったきっかけになりました。

また、今は死語かと思いますが、当時はフィルム・コンサートというのがあって、
田舎の公民館みたいなところで、たまに上映されたりしていました。
田舎の若い女の子、誰もいないスクリーンに向かって、ワーキャーやってたんですよ(笑)
洋楽の人気バンドの動いてる姿なんて、滅多に観ることが出来ませんでしたからね~

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マカロニほうれん荘 (3) (少年チャンピオン・コミックス)

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  • 作者: 鴨川 つばめ
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 1978/05
  • メディア: コミック



世界に捧ぐ

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2011/06/22
  • メディア: CD



シアー・ハート・アタック(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/02/11
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黄金の洋楽ライブ-オリビア・ニュートン・ジョン [洋楽]

彼の日、NHK-BSで「黄金の洋楽ライブ-オリビア・ニュートン・ジョン」が放送されました。
「フィジカル」の後くらいの、振り返ってみれば、
オリビアのピークとも言える頃のライブのようでした。

オリビアニュートンジョンコンサート1.jpg

オリビアの想い出には、大きく分けてふたつあり、
爽やかな日本デビューと、「グリース」での鮮やかな復活ですかね~


Have You Never Been Mellow

Have You Never Been Mellow

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mushroom
  • 発売日: 1998/12/15
  • メディア: CD


今は何処を探してもでてきませんが、日本でのメジャーデビューでは、
さまざまな音楽関係の雑誌に一斉に掲載された一枚の写真があり、
それが美しくて爽やかで、煽りの文句と共に、美女シンガーオリビアという
日本での評価を決定づけたといっても過言ではないほどだったと思います。
私のまわりではみんなやられてました^^
その時の紹介では、代表曲が「Let me be there」で、
日本でもスマッシュヒットしたと思いました。
オリビアニュートンジョンLETMEBETHERE.jpg
不思議なのは、その時分全米では「愛の告白」という曲が
大ヒットした直後だったのに、日本では過去の曲扱いされてしまったこと。
次はいきなり「そよ風の誘惑」になってしまいますので、
大ヒット曲「愛の告白」は日本では日の目を見ていないはずです。
日本でのプロモーションには「そよ風の誘惑」の方が適切だという判断だったんでしょうね。
そこで1度目のブレイクを迎え、mellowなんて言葉を初めて聞いた日本人は、
化粧品CMのキャッチ・コピーにまで使ってしまいます(笑)


フィジカル(虹色の扉)

フィジカル(虹色の扉)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD


しかし、オリビア、次の「Please Mr. please」で全米3位を記録した後、
米国でのチャート・アクションが冴えなくなり、長い低迷期に入ってしまいます。
同時にオリビアオリジナルの楽曲にもさえがなくなり、
そういう結果もいたしかたないのかな~と感じていました。
(日本では、「カントリー・ロード」と「ジョリーン」の二大カバーがありましたが…)
肝心の美貌にも翳りが見え始め、もはやナチュラルな感じではいられなくなってきてましたね~
正直言って、もうこのまま消えていく運命かとも思いましたが、
約3年の低迷の後、「グリース」でイメチェンし劇的に復活。
そこから「フィジカル」で、1度目を越える大ブレイクに至ったのは立派でした。
清楚で透明感のある可憐なカントリー・ガールから、
歌って踊れてちょっぴりセクシーなディスコ・クイーンへの華麗なる転身でしたね。

オリビアニュートンジョンコンサート2.jpg

ところで、オリビアの(特に低迷期の)楽曲にはある特徴があります。
それは、シングルの曲名に意訳タイトルが多いこと。
ざっとあげてみると、

I Honestly Love You  愛の告白
Have You Never Been Mellow  そよ風の誘惑
Something Better To Do  秋風のバラード 
Come On Over  一人ぼっちの囁き 
Compassionate Man  恋する瞳
Don't Stop Believin'   たそがれの恋
Every Face Tells A Story  貴方にさようなら
Making A Good Things Better  きらめく光のように

原題関係なしに単に当時のオリビアのイメージに基づいてつけている?(笑)
担当者が、本当にオリビアの透明感あるイメージを
大切にしてたんだな~と思わずにいられませんね。


ザナドゥ

ザナドゥ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1990/11/01
  • メディア: CD


低迷期のオリビアの楽曲で、好きなものはあまりないのですが、
「サム」という曲は別格的に大好きです♪
この曲、メロディーだけじゃなく詞もとても素敵で、
こんな女の子がいたら可愛いと思わざるを得ないというような内容です。
特に、流れから

You need a shoulder.

とつながるところがジンときます。
こういう言葉を使う(使われる?)機会に恵まれたいと切に願ってしまいますね^^
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イエスタデイ・ワンス・モア-「SONG TO SOUL」 [洋楽]

「SONG TO SOUL」でイエスタデイ・ワンス・モアの再放送がありました。
カーペンターズの、というか日本の洋楽史上もっともポピュラーな曲
といっても過言ではないほど大ヒットしましたよね^^
この曲が世に出るちょっと前に、「シング」という曲がセサミストリートで使われて
子供にもわかりやすい曲だったため、いろんな人が口ずさんでいました。
日本での認知度が上がったところに決定版のこの曲がリリースされたように記憶しています。

カーペンターズ.jpg

当時はチェリッシュと並んで、男の方の存在価値をあまり気にしてませんでした^^;
しゃべってるのも聞いたことなかったし、ものすごく控えめでしたよね。
でも、番組を観るとリチャードがサウンドづくりに大きく貢献していたことがわかります。
多くはアレンジャーとして手腕をふるい、この曲では作曲や一部の作詞にも関わっていたようです。
凄かったんですね~
当時はそんな情報はほとんどなく、ただただカレンの歌声があっただけでした。

それにしてもカレンの声は特別でしたね。
見た目にこだわる必要なかったのに、悲しい結末を迎えてしまって…
残念です。

カレンの悲劇とオリビアについては、こちらをどうぞ…

<関連記事>
ラヴィン・ユー-「SONG TO SOUL」
アイム・ノット・イン・ラブ-「SONG TO SOUL」
「アイドルを探せ」・・・SONG TO SOUL


カーペンターズ~40/40 ベスト・セレクション

カーペンターズ~40/40 ベスト・セレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: CD


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よみがえるビートルズ 完全版 [洋楽]

ビートルズのオリジナルアルバムがリマスターされ再発売されたようですね。
初期のモノラル版もステレオ化されたとか。
そのせいか、「よみがえるビートルズ 完全版」という番組が放送されてました。
番組ではそのリマスターされた音源が使用されていたようです。
さすがに4人いる感じに聴こえてました。
特に初めてステレオ化されたアルバムは価値があるかもしれませんね^^

PLEASEPLEASEME.jpg

番組中、「ブザー・ビート」でBGMに使われている
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のプロモーションフィルムの一部が流れました。
で、パティが出てましたね^^、たぶん。
“something in the way she moves” の“she”その人です。
かつて「ビートルズ事典」なる書物で彼女を初めて見たとき、
私もジョージと同じように一目惚れしてしまいました^^;
懐かし~
そして、私の記憶がまちがってなかったら、
このフィルムにはストーンズも出ていて、
ついでにマリアンヌ・フェイスフルも出てたはずです。
「あの胸にもういちど」です^^

ところで、リアルタイムにビートルズを知らない私たちは
後追いでビートルズの曲を聴いていく訳ですが、
その後追いアイテムとして代表的なものだったのが、
俗に言う『ビートルズ 赤盤 青盤』です。
赤盤がビートルズ前期の代表曲、青盤がビートルズ後期ですね。
ジャケット写真がうまくしたもので、
赤盤が「Please Please Me」という最初のアルバムで使われたのと同様のモノ。
そして青盤が、同じアングルで「Get Back」の頃に撮られたモノになっていて、
彼らの変化が一目瞭然という仕組みです。
選曲はジョージっていう噂でした。
後にレンタルCDショップなるものができ、
彼らのすべてのCDから自分の好みで選曲してみても、
どうやってもジョージの選曲の前では色褪せてしまうようなスグレモノでしたね~
「The Beatles 1」なるCDができ、『赤盤、青盤』が聴かれなくなるとしたら、
そういう世代の人はちょっと可哀相かも。


1962-1966

1962-1966

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1993/09/21
  • メディア: CD



1967-1970

1967-1970

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1993/09/21
  • メディア: CD



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ラヴィン・ユー-「SONG TO SOUL」 [洋楽]

「SONG TO SOUL」にミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」がとりあげられていました。
この曲は、なかなか思い出深い曲です。
この曲、いまでこそ再評価されて、カバーされることも多いですが、
一時期は幻の曲のようになっていたように記憶しています。

ミニーリパートン.jpg

この曲を最初に聴いたのは、かなり昔のこと。
ラジオのベストテン番組だったと思います。
確か日本の洋楽チャートでベストテンの中位くらいまでいってたんじゃないでしょうか。
ロック全盛の時代に、この曲とか、ジャニス・イアンの「17才の頃」とか、
たま~に物静かな曲がランクインしてきて、「なんで?」と思っていました。
「SONG TO SOUL」の中でも、ドラムやベースの入ってないこの曲をシングルにするのを、
レコード会社は猛反対したというエピソードが語られていましたね。
私自身にも音楽を聴き解くリテラシーみたいなものが明らかに不足していて、
この愛らしい素敵な小曲を、ただただ突然高音で歌い出す、
ちょっと奇っ怪で面白い曲という楽しみ方をしていました。
ですから、たびたびまねて歌いましたが、エアチェックさえせずじまいでしたし、
世の中からもいつの間にか忘れ去られていってしまいました。

時が経ち、自分にも何かしらの味わいみたいなものが少しずつわかる年頃になった頃、
下北沢にあった、「Zaji」という店で再びこの曲を聴きました。
そして久しぶりに聴いたら、懐かしさとともにたまらなく好きになってしまって…
当時、六本木に出来たばかりだったセゾン系の「WAVE」というレコード屋を中心に、
探しに探しまわりましたが…、手に入らなかったですね~
ちょうどレコードからCDへ替わる端境期で、
CD化されてない名盤がたっくさんあった時期です。
なかなか忘れ去られていたミニー・リパートンにまでは順番がまわってこないようでした。

それから数年、90年代に入って、突然、ラジオから「ラヴィン・ユー」が流れました。
それが、ジャネット・ケイのカバーした「ラヴィン・ユー」です。
その曲は注目を浴び、その効果でオリジナルのミニー版も見直され、
ついにCDが発売されました。
CMにも使われ出し、その後の定番化の流れは皆さんもご存じのとおりです。

「ラヴィン・ユー」をつくったのは、ミニーの旦那さんだそうです。
「SONG TO SOUL」を観てたら、ミニーを心底愛していたからできた曲だということがよくわかりました。
曲中に流れる小鳥のさえずりも、自然の野山でさえなかなか聞けないくらいにやさしい声ですね。
全米ナンバーワンヒットに輝いたのも納得の名曲です。

ミニーリパートン2.jpg

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アイム・ノット・イン・ラブ-「SONG TO SOUL」
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永遠の詩/THE BEST OF MINNIE RIPERTON

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/08/26
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LOVIN’YOU~BEST

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1991/06/21
  • メディア: CD



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マイケル・ジャクソン追悼イベント [洋楽]

マイケル・ジャクソンはどちらかというと私の世代のスターではないという気がしますが、それでも頂点を極めてからずいぶんと長くそういった位置にいたアーティストでしたね。
我々はポストビートルズの世代で、マイケル・ジャクソンを本格的に知ったのは、ポール・マッカートニーと共作した「Say、Say、Say」あたりだったんじゃないでしょうか?
あの時もどちらかといえばポールのエンターティナー振りの方が目立ってたかな。
マイケル・ジャクソンにしてみたら、逆にあれが踏み台になったのかもしれませんね。
それまでは大スターの一人という感じでしたが、「スリラー」以後、抜きんでた存在になりました。
しかし、その後の1984年にその年の本命といわれた「ジャクソンズ」がコケたのはご愛敬。
あのときソロ活動に専念し、二段ロケットが点火していたらとてつもないことになっていただろうと、ちょっと惜しい気がします。
あるいは「ジャクソンズ」としてうまく成功していたら、その後の人生や人間関係が穏やかになっていたかも・・・
マイケル・ジョーダンとかタイガー・ウッズとか、たまにその分野で飛び抜けて商業的価値の高くなってしまう人物が出現しますが、マイケル・ジャクソンもそんなひとりでしたね。


マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか? (P‐Vine BOOKS)

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緊急報道写真集 Michael Jackson 1958-2009

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  • 出版社/メーカー: 講談社
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マイケル・ジャクソン メモリアル[雑誌]

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who's BAD? マイケル・ジャクソン 1958-2009(シンコー・ミュージックMOOK)

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  • 作者: THE DIG編集部
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック・エンタテイメント
  • 発売日: 2009/07/25
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TIME マイケル・ジャクソン 特別号

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  • 出版社/メーカー: Time
  • 発売日: 2009/07/07
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アイム・ノット・イン・ラブ-「SONG TO SOUL」 [洋楽]

「SONG TO SOUL」の再放送で10CCの「アイム・ノット・イン・ラブ」が取り上げられていました。
さすがに、いつ聴いてもいい曲ですね。
初めて東京に住んだ時、百貨店などのプレイガイドで外タレのコンサートチケットやプロ野球のチケットが普通に買えるのに驚き興奮して、考えに考え抜いて、初めて行ったのが10CCでした。
「アイム・ノット・イン・ラヴ」はアンコールで演奏され、観客は全員聴き惚れてうっとり。
静かに曲が終わるとその余韻から一瞬静寂が訪れたのち、我に返った観客から割れんばかりの大拍手が送られました。
番組を見てたら、この曲は(まるで楽器のような)幻想的なバックコーラスに素晴らしさの一因があると言ってましたね。
確かに、言われてみればそうです。
当時の技術でかなり工夫をしてあの効果を出していたようです。
コンサートでは普通に演奏してたようにみせてたんで、その場で再現できるものかと思ってましたが、違ったんですね。
そういえば、クイーンもコンサートで「ボヘミアン・ラプソディー」をフルにやってましたもんね~
いずれにしても何年経っても色あせない名曲にまちがいありません。
あのコンサートのアンコールも忘れ難い素晴らしい想い出です。

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イエスタデイ・ワンス・モア-「SONG TO SOUL」
ラヴィン・ユー-「SONG TO SOUL」
「アイドルを探せ」・・・SONG TO SOUL


オリジナル・サウンドトラック+2

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/11/22
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熱中夜話-クイーン後編 [洋楽]

一週おいて、熱中夜話、クイーン後編が放送されました。
フレディ以外の3人分まとめてでしたのでちょっと駆け足な感じでしたが、結構満足のいく内容だったかな(^_^)
「Radio ga ga」、い~ですね~ ジンときます。 MTV隆盛時のビデオが懐かしい。 子供の頃に好きだったものって今も変わらず好きだな~ あの頃の純粋な気持ち、忘れたくないですね。
「You're my best friend」、もっとも熱くクイーンを聴いていた時代に、最新シングルとして君臨していた期間が一番長かった曲です(^_^)
だからよく聴いたな~
聴いても聴いてもあきない曲でしたね。
「Long away」、どうしても「'39」の方が取り上げられがちで、この日もそうでしたが、お宝紹介のバックで流してくれてよかった~
1977年の正月休みは受験を控えていたこともあり、計画の上では、正月三が日と1月9日を除いて毎日勉強することになっていました。
正月三が日はいいとして、何故、1月9日なのかというと、その日はクイーンの「華麗なるレース」というアルバムの発売が予定されていたためでした。
「キラー・クイーン」から「ボヘミアン・ラプソディ」を経て人気絶頂だったクイーンは、「マイ・ベスト・フレンド」のシングルを最後に新譜とご無沙汰。
少し前に、先行シングル「愛にすべてを」がリリースされて心をくすぐられていたところに、日本語の曲がある!との情報が追加され、それがまたFMでオンエアされたらものすごくイイ感じの曲で、いやがおうにも期待感が高まっていました。
そしてやや時がたち、最後の故郷に名残を惜しんでた頃、商店街にあった本屋に「クイーン詩集」なる書籍が並びました。
読んでみたのですが、ほとんどが抽象的、暗示的で、あまりピンとこない内容。
ただ一曲、この「Long away」という曲の詩だけが、まさに生まれ故郷を離れようとしている自分の心境とピッタリで深い感銘を受けました。
その本、確か2千円くらいしていて、欲しかったのはその曲のページだけだったので、何度も通って立ち読みして、必死に暗記しようとしましたが、結局何故か何度行ってもダメ(^_^;)
当時の私は、田舎や田舎の友人たちと共に歩んだ道が離れがたく、東京に希望に溢れることがたくさん待っているとは決して思えなかったようです。

Lonely as a whisper on a star chase.
I'm leaving here.
I'm long away.



熱中夜話-クイーン前編 はこちら


華麗なるレース(紙ジャケット仕様)

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  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/02/11
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クイーン詩集 完全版

クイーン詩集 完全版

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  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック
  • 発売日: 2002/03
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