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2010年08月15日｜ 2010年08月20日｜2010年08月28日ブログトップ

若い方の男と若くない方の男－「ホタルノヒカリ2」　[ドラマ]

今回の話、もし、ホタル（綾瀬はるか）じゃなかったら、
というか揺れる気持ちに正直に生きようとするタイプの女の子だったら、
ぶちょお（藤木直人）のもとを去って、
向井くんの胸に飛び込んでもおかしくないような話でしたよね^_^;
そんなことしちゃったら、傍から見て道義的な責任が生ずるようにも感じますが、
ドキドキこそが恋なわけで、利己的に走れば、
たとえ、結婚の約束をしたふたりだとしても、
「自分が本当に好きなのは彼の方だということがわかった」とか、
「実はぶちょおのこんなところがいやだった」などと、
ギリギリまだ、周囲に言い訳が効いて、わがままができるタイミングだったかもしれません。
ホタルはそんなふうに考えられる女の子じゃなくて、
パートナーの気持ちもおもんばかれるし、二人の歴史も大切にできる女の子だろうし、
不義理な感情を、抑えようとする自制心も働いているようでしたけど。

ホタルノヒカリ2藤木直人木村多江浴衣着付け.jpg

一方、ぶちょおの方も、木村多江との関係で、
一歩間違えたら誘惑に身を任せてしまいかねない状況になってました。
それこそ、ぶちょおのように理性の塊のような人でなければ、
間違いを起こしても不思議じゃなかったですね。
そして、ぶちょおさえも、欲望だけに心を動かされかけたのではなく、
多少の愛しい気持ちもはいってしまったような、木村多江の言葉やしぐさでした。

とうことで、人間ならば不意に気持ちを動かされてしまうことがあるのは仕方がない、
ということは重々承知でも、
ふたりの純愛？を見守ってきた一視聴者としては、
それぞれが多少なりとも心の浮気をしたことで、
なんだか座りの悪い気分が残ってしまったかなぁ。
そして、その心の浮気の解消が、
互いに対する優しさで行われたので余計スッキリしないというか・・・
それぞれに心が動いた人以上の魅力を互いが再確認するという解決の仕方じゃないと、
ホタルとぶちょおのペアがやっぱり最高！という帰結に至らないんじゃないでしょうか。
向井くん、いい人すぎるんですよね^_^;

それか、ドキドキしたのは胸に何か振動するものが挟まってたから、
みたいなオチをつけるのも、このドラマらしい処理の仕方かも(笑)
どうでしょう？

ホタルノヒカリ2マイナスイオン.jpg