黒澤明特番を観て

5/4，5の黒澤明特番を見て、何故「影武者」にスッキリと黒澤映画っぽさが感じられないのか、多少わかったような気がしました。
黒澤映画には、三船敏郎に代表される骨太の主役のほかに、志村喬や千秋実などどこか愛嬌のある観ててなごむ登場人物が配されることが多いように感じます。
デルス・ウザーラのデルスもそうですし、三船も円熟期は余裕からか、愛嬌のある演技を行うことも多くなりました。
いずれにしろ、気鋭の若手と老かいな熟年や凸凹コンビなど主役のみを追うのではなく、そのまわりの人物との対比により、それぞれの個性を際だたせるような演出が魅力のひとつであったことは間違いのないところだと思います。
そして、そういった意図は当然「影武者」にもあり、おそらく勝新太郎に信玄と影武者の二役をやらせることによって、一人の役者内でそういった対比を出そうと試みたんじゃないかと思います。
勝新太郎なら、威風堂々とした大武将も、隙がありちょっと情けない男も両方演じられますもんね(^_^)
ところが、代役の仲代達矢の場合は見栄えからして情けない方はちょっと苦しい。
だからどうしても一本調子に感じてしまって、黒澤映画として違和感を感じてしまうんじゃなかろか？
もったいなかったですね。
もうひとつは役者経験のない出演者の公募による登用かな。
ただでさえ10年ぶりの日本での黒澤映画ということで、プロの役者達は力入りっぱなしの様子でした。
多分、黒澤監督としては、もう少し肩の力を抜いて欲しかったんじゃないでしょうかね～
そんなとこに素人が入ってくると、明らかに違いがわかってしまうんですよね。
アマチュアとの違いを見せたいプロの気持ちはわかりますけどね(^_^；)

黒澤明封印された十年

• 作者: 西村 雄一郎
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2007/08
• メディア: 単行本

タグ：映画 邦画 NHK BS 黒澤明 三船敏郎 仲代達矢 志村喬 千秋実 勝新太郎 デルス・ウザーラ 影武者

トスカーナの休日

20年余り前にブイブイ言わせていた女優、ダイアン・レイン。
あまり自分の好みの女優ではありませんでしたが、その色香に誘われて、数本の作品は観た記憶があります。
その女優がちょっと枯れて映画に出たところで、あまり興味はなかったのですが、番組紹介で見たトスカーナの風景が印象的だったので、NHKBSで観てみました。
この作品当時のダイアン・レインは30台後半だったようですが、女としてはどうだろ。
ギリギリというところでしょうかね～
劇中で、イタリア人イケメン男性にナンパされるのですが、どうしてあんなミエミエな手にやられちゃうんだろ？
でも、現実もあんなもんかもしれないですね～
そこが悔しかった。
物語はどちらかといえば淡々と進行していき、とりたてて大げさにドラマチックな展開もなければ、涙が出るほどの感動もないけれど、そのそこはかとない感じが美しい風景と相まって、作品の好感度を上げているように思えます。
自分も枯れてきたからそう思うのかも知れませんね(^_^；)

トスカーナの休日

監督：オードリー・ウェルズ

出演者：ダイアン・レイン、 サンドラ・オー、 リンゼイ・ダンカン、 ラウル・ボヴァ

収録時間：113分

レンタル開始日：2004-11-17

Story
新しい生活、新しい出会い、新しい“私”…。10日間の休日はいま、永遠になる―。 （詳細はこちら）

タグ：洋画 NHK ダイアン・レイン 映画 BS2

「ホカベン」-やっぱり苦戦する上戸彩

「ホカベン」、結構アプローチがひねってあって、ありきたりな勧善懲悪ものと違って、深いな～と思いますが、視聴率はパッとしないようですね。
脚本誰なのかと思ったら、秦建日子グループでした。
「アンフェア」同様、なんかちょっと新しいかも知れません。
人としての怒りを胸に立ち向かったとしても、法に則った脅かしや駆け引きの前には、全く自分の思い通りにならず敗北。
正義に燃えての行動だったはずが、結局同じような駆け引きで臨み勝利。
見てる方は、主人公の心の動きを知っているからそちらに感情移入して応援してしまって、相手が悪いように感じてしまいます。
しかし、よく考えてみるとやったことは相手のしたこととさほど変わらない。
プロって言えばプロなんだけど、いやな世界といえばいやな世界ですね～
だから、裁判員制度が導入されるのかな？

アンフェア the special 「コード・ブレーキング ~暗号解読」

• 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
• メディア: DVD

タグ：ドラマ 日本テレビ 上戸彩 秦建日子 アンフェア

今日も結局軟調に・・・(BlogPet)

＠ミックの「今日も結局軟調に・・・」のまねしてかいてみるね

NY、朝見てたんでビックリ(^_^；)GDP良かった？

*このエントリは、ブログペットの「ライオネル」が書きました。

ダルビッシュ、打たれる

ダルビッシュ、二桁安打を打たれました～(^_^；)
昨日が6点取る日で良かった～
ダルビッシュって、屋外球場が苦手だったんですね。
知りませんでした。
何気に北京は大丈夫なんだろか？

ファイターズ、ケガ人が後をたちません。
そのためにV3を逃すことになれば、ちょっと悔しいな～
多田野と宮本に頑張って欲しいところです。
武田久、よく押さえているんですが被安打率が高いのがちょっと気になります。
まあ、もともとファイターズの投手は球威で押すのではなく、粘り強く丁寧な投球が信条なので、見ている方も粘り強く見守るのが流儀かなぁ。
あとは、ワンアウト走者3塁で点を取る確率、もう少しあげて欲しいです。
特に稲葉にお願いしたい。
ヤンキースの松井なんか7割以上の確率で点取ってるらしいですから。
それで十分優勝できると思います(^_^)

北海道日本ハムファイターズ・ヒルマン監督セレクション

• アーティスト: オムニバス,リッキー・スキャッグス,ジョニー・キャッシュ,マール・ハガード,レイ・プライス,チャーリー・リッチ,ジェイムス・テイラー,フレディ・ウェラー,ロギンス&メッシーナ,ウィリー・ネルソン,マーティ・ロビンス
• 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
• 発売日: 2007/07/04
• メディア: CD

タグ：野球 日本ハム ファイターズ ダルビッシュ 武田久 多田野 宮本 稲葉 松井 ヤンキース 五輪