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感じるのと認めるのは違う-「ブザー・ビート」 [ドラマ]

夏はやっぱり浴衣の女の子と歩きたい…と思わせるドラマ「ブザー・ビート」。
山Pと伊藤英明との間で揺れる北川景子は、贅沢でちょっと羨ましいですね(笑)
どちらにも決めないでプラトニックなままでいれば、二人の間を漂っていられますが、
伊藤英明が積極的すぎて、そうもしてられないみたいです。

自分の思いや相手の気持ちって、最初は「気がする」んだと思います。
でも、気のせいだとか、そんなはずないとか、
ストイックさや謙虚な気持ちから否定してしまいますよね。
でもだんだんだんだんハッキリしてきちゃって、
どこかで自分自身に「認めて」しまいます。
恋愛的な行動を起こせるようになるのはここからかもしれません。
(劇中の相武紗季みたいに、認めなくても本能的?に動いてしまうケースもあるのかな?)
そして、北川景子は山Pとのこと、自分自身の心に認めかけてるくらいのフェーズに来ちゃいましたね~
山Pの方はまだ、「感じる」くらいのフェーズなのかな?

今回、伊藤英明の方に明確な落ち度みたいなものが設定されかけましたけど、
それじゃあ、興ざめになっちゃうんで、落ち度も何にもないけども、
何気なくささやかであたたかい、心のふれあいみたいなもので、
どうしようもなく心が動いてしまう的な話の方が、切なくて好きだな~
心変わりをしたことを責めたいけど、責めるべき事であるのかどうかもわからず、
気持ちのやりどころがない、みたいな。
…だんだん、空想になってきてしまいました…(^_^;)

それはそうと、来週山Pは、相武紗季のことを怒れるんでしょうか?
浮気なら怒れますが、フラれたんなら怒れませんよね。
怒れなかったら、ここでも気持ちのやりどころがなくなっちゃいますが…
どうなることやら。
ブザービート4.jpg

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相武紗季VS北川景子-「ブザー・ビート」


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おくりびと [邦画]

「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」がもうすぐ公開の滝田洋二郎監督。
彼の日、WOWOWで「おくりびと」が放映されたので、観てみました。
アカデミー賞を取って、箔がついていましたので、
どのようなものを題材にしているかは知っていましたが、
予想通り、ちょっと堅い話でした。
しかし、基本的に堅い話に終始していながら、最後までスーッと観れましたね~
自分の知らない手続きなどが興味深かったとはいえ、なぜ退屈することなく観れたんだろ?
思うにそれは、送られる方はもちろん、送り出す方までも、旅立ちの時のありようが、
それぞれの人生の通信簿のように見えたからかな。
その時を迎える自分に思いをはせれば、
自ずと今の人生において襟を正さずにはいられない気分になってしまう。
それゆえ、気を抜かずに観なくてはいられなかった。
そんな風に感じました。

受賞によって、既に主人公の職業までもが見直されておりましたので、
最初からその仕事に偏見を持つこともなく、荘厳な儀式と受け止めました。
風呂屋のおばちゃんの旅立ちに、スカーフ巻いてあげるシーンがグッときましたね。
あのスカーフは、長いことまわりの人たちのために勤勉に働いて生きてきた象徴ですもんね。

おくりびと3.jpg

途中、川に向かって考え事してました。
演奏もしてましたね。
おくりびと2.jpg



おくりびと オフィシャル・メモリアルブック

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス
  • 発売日: 2009/05/01
  • メディア: 単行本



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「オルトロスの犬」のどうしようもない宿命 [ドラマ]

与えられた設定が、人の心を惑わすドラマ「オルトロスの犬」。
なかでも一番やっかいなのが、タッキーの神の手。
タッキーはたった一人しかいず、
すべての人に手当てすることが物理的に不可能であるならば、
どのような形にしろ使う対象を取捨選択するしかありません。
その基準に何を持ってくるのが正しいのか?
そんなことは、きっと誰にもわかろうはずもなく、
何を持ってきたところで、決めるのが人間であるならば、
神の領域を侵す傲慢な行為と言うことになってしまいます。
また、能力を使わない(もともと使う義務など存在しないのに)という事だけで、
恨まれる事もあるでしょう。
何十年も、その能力と共に生きてきたなら、
そういうことは考えに考え抜いてきたはず。
タッキーのある種達観した、哲学的とも思える問答は、
そういったところから来ているのではないでしょうか?
また、例えば「デス・ノート」は殺す為のツールでしたが、
タッキーのは救うツールだけに、つぶすことが悪ともなり得るわけで…

タッキーの切り札に、どのようにしたら抗えるのか、想像もつきませんが、
タッキーの能力など、本来この世に必要がないと思えるような、
高い精神世界でもないと対抗できないように思います。

最後にどんな答えが用意されているのか…、期待して待ちたいと思います^^

オルトロスの犬2-2.jpg



TBS系 金曜ドラマ「オルトロスの犬」 オリジナル・サウンドトラック

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: HARBOR RECORDS
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD



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心の弱さをどうする?-「オルトロスの犬」 [ドラマ]

何回見ても、なかなか正確にタイトルが覚えられないドラマ、「オルトロスの犬」。
ホームレス?の六角精児の髪の毛が、妙にさらさらなのが気になります(笑)

さてこのドラマ、絶対的な切り札を持つタッキーが、
人の心を試していくような物語なんでしょうかね。
タッキーが人間をどのように追い込んでいこうとしているのかが見えてきて、
多くの時間を人物紹介に費やしてしまっていた1回目より面白かったですね。

タッキーの用意した罠に、ことごとく心の弱さを露呈していってしまう人たち。
たぶんこれから様々な形でその弱さを見せられていくのではないかと思いますが、
はたして、人間は、彼の切り札に対抗しうる神の心を持つことができるのか、
できるとしたら、それはどのようなものとして表現されるのか。
注目ですね。

それはそうと、いくらタッキーといえども、男ばっかりじゃ絵づらも暑苦しいので、
あと何人か華のある女優さんを使って欲しかったなぁ~

オストロスの犬2.jpg


よくわかる「世界の幻獣(モンスター)」事典―ドラゴン、ゴブリンからスフィンクス、天狗まで (廣済堂文庫)

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  • 作者: 「世界の幻獣」を研究する会
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2007/03/29
  • メディア: 文庫



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