手塚治虫に愛された女-「よしもと笑いの缶づめ」、キャンディ・キャンディ秘話つき [アニメ・コミック]
「手塚治虫に愛された女」というタイトルが気になって、観てみました。
どうも、こちらの地方のローカル番組のようでした^^;
小さい頃、手塚治虫の作品と共に生きてきた私。
手塚治虫なしの人生をもう20年以上送っていると思うと、
いまさらですが感慨深いものがあります。
タイトルの女の人って誰だろうと思ったら、「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこさんでした。
こちらに住んでらっしゃるので、たま~に、ラジオなどで声を聞いたりしたことはありましたが、
ご本人の姿を拝見するのは初めてでした。
番組を観てたら、手塚治虫に愛されたというよりは、
憧れてまとわりついていた(笑)という感じ?だったかな^^
その結果、貴重なベレー帽を贈られて、家宝とされているようでした。
ご一緒にオペラ鑑賞されたりお食事にもよく行かれていたそうです。
「キャンディ・キャンディ」といえば、今は作品を見ることが出来ない状態のようですね。
番組中でも基本的に絵や動画は使われていなかった(イラスト集の本がチラッと出ただけ)ようです。
確か、「封印作品の謎2」という本に、その顛末が書かれていて、
友情を温めていたはずの原作者と漫画家の間に起こった、とても不幸な出来事だったかと・・・
もともとは、より自分の作品という意識の強かった漫画家側が、
原作者への礼を欠いた対応をしたのが原因だったようですが、
間に入った漫画家側弁護士の、テクニック過剰な交渉術
(100のものを得ようとしてとりあえず200のことをこじつけて言っておいて、
最終的に少なくとも100は確保しようとするような交渉術。
こじつけがばれて、0しか得られず、
原作側の全面勝利となろうとも、
ありもしない200のことをこじつけたときに相手を深く傷つけたため、
全面敗訴で結審しても相手側にいつまでもわだかまりが消えない。)
が友情に決定的なひびを入れる結果となって、
人気作品が封印状態となっているようです。
一般にあまり聞こえてこない原作者側の声がよく書かれていたのが印象的な本でした。
私は男の子なので「キャンディ・キャンディ」が封印されることによるダメージは
あまりないですが、ある世代の女の子にとってみたら、
とっても悲しいことなんじゃないでしょうか。
どうなんでしょう?
<関連記事>
手塚治虫2009
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どうも、こちらの地方のローカル番組のようでした^^;
小さい頃、手塚治虫の作品と共に生きてきた私。
手塚治虫なしの人生をもう20年以上送っていると思うと、
いまさらですが感慨深いものがあります。
タイトルの女の人って誰だろうと思ったら、「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこさんでした。
こちらに住んでらっしゃるので、たま~に、ラジオなどで声を聞いたりしたことはありましたが、
ご本人の姿を拝見するのは初めてでした。
番組を観てたら、手塚治虫に愛されたというよりは、
憧れてまとわりついていた(笑)という感じ?だったかな^^
その結果、貴重なベレー帽を贈られて、家宝とされているようでした。
ご一緒にオペラ鑑賞されたりお食事にもよく行かれていたそうです。
「キャンディ・キャンディ」といえば、今は作品を見ることが出来ない状態のようですね。
番組中でも基本的に絵や動画は使われていなかった(イラスト集の本がチラッと出ただけ)ようです。
確か、「封印作品の謎2」という本に、その顛末が書かれていて、
友情を温めていたはずの原作者と漫画家の間に起こった、とても不幸な出来事だったかと・・・
もともとは、より自分の作品という意識の強かった漫画家側が、
原作者への礼を欠いた対応をしたのが原因だったようですが、
間に入った漫画家側弁護士の、テクニック過剰な交渉術
(100のものを得ようとしてとりあえず200のことをこじつけて言っておいて、
最終的に少なくとも100は確保しようとするような交渉術。
こじつけがばれて、0しか得られず、
原作側の全面勝利となろうとも、
ありもしない200のことをこじつけたときに相手を深く傷つけたため、
全面敗訴で結審しても相手側にいつまでもわだかまりが消えない。)
が友情に決定的なひびを入れる結果となって、
人気作品が封印状態となっているようです。
一般にあまり聞こえてこない原作者側の声がよく書かれていたのが印象的な本でした。
私は男の子なので「キャンディ・キャンディ」が封印されることによるダメージは
あまりないですが、ある世代の女の子にとってみたら、
とっても悲しいことなんじゃないでしょうか。
どうなんでしょう?
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手塚治虫2009
封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで (だいわ文庫)
- 作者: 安藤 健二
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: 文庫
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